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6話 ページ6

A「はーい、よろずやでー…ってえええ!?兄上!!どうしてここに?!」




私がドアを開けると、其処には腰に刀を差し、






艶やかな黒髪を腰まで垂らした男性__






つまり兄上が立っていたのだった。





桂「どうしてとは何だ。ただ単に兄として、妹のお前がちゃんとやっているのか見に来た






のだよ。おーい、銀時、邪魔するぞ。」





銀時「わっ、ズラじゃねェか。どうしたんだよいきなり。」





桂「どうしてって、妹を見に来たと言っているじゃないか!」




神楽「わっ、ズラがいるアル。どうしたアルか。」




桂「…だから、妹を見に来たと言っているだろう!!」




新八「わっ、桂さんじゃないですか。珍しいですね、どうかしたんですか?」





桂「…俺はそんなにどうでもいい存在なのか!?いなくていいのか!?いらないのか!?




もうっ、坂田くん何て知らないっ!後からやっぱり好きっ!とか言われても、






私、知らないからねっ!」






兄上、キャラ崩壊してます。




でも、新八君は悪意はないと思うよ、偶然、たまたま、セリフが流れに乗っちゃっただけ。





決して駄作者の思惑ではないよ、決して。




銀時「A、ズラはいつもこんな感じだぞ。」




A「えっ、そうなんですか…!?…兄上、ちょっと見損ないました…。」




神楽「あーあ、ズラのヤツ、変なこと言ったから、妹に見損なわれちゃったアルね。





日頃の行いってものアルよ、ざまあみろネ!」





桂「なっ!リーダー…!もういいです、…俺、いや、僕…なんか存在しなければいいんです…






ああ、ミジンコになってメダカに食べられて消えたい…」





A「兄上、落ち着いて下さい!もう、いつでも遊びに来ていいですから!






今日は仕事の依頼が入ってるので、ゴメンナサイってだけですから。ね?」






あっ、我ながらとても優しい声掛けをした気がする。




銀時「まあ、そういうわけなんで、お引き取り下さい。」




新八「すみません、桂さん。わざわざいらっしゃってくれたのにお茶も出せずに。






いつでも来てくださいね!」





桂「それでは、失礼するとしよう。それでは、Aを頼んだぞ。」





神楽「任されたアル!Aは私が必ず守るアルよ、だから安心するネ!」





そうして兄上は、私たちに見えなくなるまで、10メートル毎にこちらを





羨ましいそうに眺め、江戸の街の人混みに消えていった。

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ほわいと - 続き楽しみにしています!頑張って下さい! (2018年4月6日 20時) (レス) id: 521e79a03d (このIDを非表示/違反報告)
晋助様大好き* - 晋助様も出してもらえると嬉しいです!! (2017年11月9日 7時) (レス) id: 264bb20a3e (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で面白かったですもし今後他の作品を作る予定があったら銀魂の銀時か高杉か桂の姉か妹がワールドトリガーかKか転生したらスライムだった件の世界にトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも更新頑張て下さい (2017年11月4日 15時) (レス) id: 14f5017be6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ありがとうございます!そう言ってくださるととても嬉しいです。更新頑張りますので、もし良かったら拝見お願いします。 (2017年10月25日 18時) (レス) id: 5e52a545e0 (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - すごく面白かったです!更新待ってます。 (2017年10月25日 7時) (レス) id: 499f201935 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年10月23日 20時

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