5話 ページ5
新八「そういえばAちゃんは、桂さんとはよく会うの?
桂さん、妹がいるなんて一言も言ってなかったですよ。」
新八くんが私に問う。
A「あー、最近久しぶりに会ったんですよねえ。お母さんが倒れたって聞いて、
いきなり帰ってきたんですよ。兄上は、暫くJOY活動とやらが忙しいとかなんとか言って
全然帰ってこなかったんですけどね。
そしたら、兄上はJOY活動でで忙しくて、私の安全が保障できないからって此処に
行けばなんとかなるだろって事で、今に至る感じです。」
銀時「ったくズラも無責任に思えて、意外と妹想いなんだなあ。」
A「そうですかねえ?」
私わそう言って立ち上がり、冷蔵庫からいちご牛乳を取り出し、グラスを2つ用意する。
A「銀さんも要りますか?額縁に糖分って書くぐらいだから、好きかな、って
思ったんですけど。」
銀時「おっ、意外と気が効くな。ありがたく頂戴するよ。」
意外とって何ですか。いくら兄上があんなだからってさすがに印象引っ張られ過ぎじゃないか?
私はそんな事を思いつつも、いちご牛乳を一気飲みする。
因みに私も甘党だ。
新八「ところで銀さん、今日は依頼が入ってるんじゃなかったでしたっけ?」
銀時「あっ」
新八「もしかして…忘れてましたか?」
銀時「いやあ、そんな事は、ないよー、新八くん。僕に限ってそんな事があるわけないじゃ
ないか、はっHA☆ッHA☆」
神楽「思いっきり動揺してるアル。そういう時は大人しく認めるアルよ、
全く、銀ちゃんは本当大人気ないアルネ。」
銀時「何だよお前ら、最近あたり強くね?いや、俺が悪かったよ、今のは認めるけどさァ、
やっぱり…」
A「銀さん、もう諦めてください。」
チェッ、っとぶすっ垂れる銀さん。
ちょっと可愛い。
銀さんを見て少しニヤニヤしていると、呼び鈴が鳴った。
銀時「うおっ、もう来ちまった!やだなあ、なんかヤクザみたいな人だったらやだなあ…
ちょっとA…出て貰ってもいい?」
A「えっ、まあいいですけど…」
新八「あんまり銀さんを甘やかさないでくださいね、Aちゃん。
じゃないと本当にドロドロ人間になっちゃうから。」
私は玄関に向かい、恐る恐るドアを開けた。
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ほわいと - 続き楽しみにしています!頑張って下さい! (2018年4月6日 20時) (レス) id: 521e79a03d (このIDを非表示/違反報告)
晋助様大好き* - 晋助様も出してもらえると嬉しいです!! (2017年11月9日 7時) (レス) id: 264bb20a3e (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で面白かったですもし今後他の作品を作る予定があったら銀魂の銀時か高杉か桂の姉か妹がワールドトリガーかKか転生したらスライムだった件の世界にトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも更新頑張て下さい (2017年11月4日 15時) (レス) id: 14f5017be6 (このIDを非表示/違反報告)
萃(プロフ) - ありがとうございます!そう言ってくださるととても嬉しいです。更新頑張りますので、もし良かったら拝見お願いします。 (2017年10月25日 18時) (レス) id: 5e52a545e0 (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - すごく面白かったです!更新待ってます。 (2017年10月25日 7時) (レス) id: 499f201935 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:萃 | 作成日時:2017年10月23日 20時