【銀魂】桂の妹がこんなに可愛い訳がない。

3話 ページ3

私はガラリとドアを開け、ズカズカとソファーへ直行する。






銀時「すんごいちゃっかりしてるね。うん、クラスの集合写真にちゃっかり写っちゃう




他のクラスの先生並にちゃっかりしてるね。」





銀時の意見は完璧に無視して話を始める。





A「あ、そういえば名乗り忘れてましたね。私は桂Aと申します。






先日急に母親が倒れまして、兄上の所へ行ったらここで暫くお世話になりなさいって






言われたので、兄上の手筈通りに万事屋の前でスタンバってれば平気だとの事だったので、




てっきりもう話がいってるのかと…。失礼しました。」





銀時「あの、もしかして、もしかすると…ズラの妹なの、君…？」






A「あっ、はいそうです！」





神楽「な、ズラにこんなカワイイ妹がいたアルか？！ぐぬぬ、悔しいけど






私といい勝負ネ。…仲良くなれそうアルヨ。よろしくアル、A！」






銀時「知らなかったんだけど！！ズラにこんな妹がいるなんてこれっぽっちも聞いてないんです








けどォォオォォオ？！神楽なんかもうAと打ち解けちゃってるんだけど！？







え、もう万事屋新メンバー的存在になっちゃってるの！？なあ、神楽ああああ！？」





神楽「うるさいアルネ。私とAは盟友ヨ。口出しはさせないアル！






…勿論いいアルヨね？ほら、定春もいいって言ってるアル！」





銀時「いや、ズラの妹ってんならまあいいんだけど…







一応ホラ、新八位の年頃の子を居候させるってのも…」






神楽「何アルか？！私みたいな超絶美少女はイイのに、Aはダメアルか？！





もしかして、私は論外アルか？！ふざけんなボケェェェェ！！」





神楽ちゃんが思い切り銀時の頭を蹴り続ける。






定春も銀時の頭にがぶりと噛みついている。





銀時「わ、わーったよ！わーったから、頭、頭はやめろオォォ！！





…A、ただで居候ってのはアレだから、暫くの間万事屋で働くこと！





いいか！？」






定春と神楽の暴行に耐えきれなくなったのか、銀時は私が居候する事を許してくれた。





A「ありがとうございます！神楽ちゃん、銀さん、定春くん！」






神楽「敬語はいらないアルよ！短い間かも知れないアルけど、





これからは仲間ネ！改めてよろしくアル！」





銀時「よろしく、A。」



定春「アオゥン！」



こうして私は万事屋のメンバーになったのです。

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