1話 銀時side ページ1
ピチチチッ____
気持ちのいい秋の朝。鳥が鳴いている。
俺はまだ開きかけの目を無理矢理ひん剥いて、玄関へ向かった。
頭をボリボリ掻きながら、ガラガラとドアを開ける。
特に意味はないが、外に出て階段を危なっかしく下る。
履き慣れたサンダルが地面に着くと、視界に何かが映った。
何かがいたが完全に無視してスナックお登勢を通り過ぎ__
銀時「ないよ!!!?なんかいるんですけどオォォォォォ!!
何俺なんか心に補正かかってない?!この状況無視できないよ!?
いくら俺でもそれはないよ!?駄作者何考えてんの!?」
そう、無視できる訳もない。
そこには、艶やかな黒髪を肩下まで垂らしたお年頃の少女が
茶色いカゴの中に蹲って何か看板のようなものを掲げていたのだから。
俺がボーッと少女を見つめていると、少女はこちらに気づいたようだ。
少女「あっ!坂田さん!待ってましたよ!!ほら、そんなアホみたいなツラ
いつまでもぶら下げてないで!ハゲになりますよ!
では、今日からよろしくお願いしますね!坂田さん、、いや、銀さん!」
銀時「ちょっとでいい、ちょっとでいいから突っ込ませて!?
なんで君はこんなところにいるの!?今日からよろしくって何!?
あと一応銀さんまだ二十代だよ!?まだハゲないよ!?
俺フッサフサだからね、お父さんもお爺ちゃんもひいお爺ちゃんも
ありとあらゆる所がフッサフサだからね!」
俺はちょっとどころじゃない怒涛のツッコミを少女に浴びせる。
少女「あれ?兄上から聞いてないんですか?もう、兄上ったら
いつまでもあほんだらなのね。だからこんな死んだ魚みたいな男と…。」
銀時「え、なんかさりげなく俺ディスられてない?ねえ?」
俺はそう言ってオドついていると、上から声が降って来た。
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ほわいと - 続き楽しみにしています!頑張って下さい! (2018年4月6日 20時) (レス) id: 521e79a03d (このIDを非表示/違反報告)
晋助様大好き* - 晋助様も出してもらえると嬉しいです!! (2017年11月9日 7時) (レス) id: 264bb20a3e (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で面白かったですもし今後他の作品を作る予定があったら銀魂の銀時か高杉か桂の姉か妹がワールドトリガーかKか転生したらスライムだった件の世界にトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも更新頑張て下さい (2017年11月4日 15時) (レス) id: 14f5017be6 (このIDを非表示/違反報告)
萃(プロフ) - ありがとうございます!そう言ってくださるととても嬉しいです。更新頑張りますので、もし良かったら拝見お願いします。 (2017年10月25日 18時) (レス) id: 5e52a545e0 (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - すごく面白かったです!更新待ってます。 (2017年10月25日 7時) (レス) id: 499f201935 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:萃 | 作成日時:2017年10月23日 20時