【おそ松さん】私に恋した警察官《おそ松》

１２話 ページ13

おそ松と一緒に銭湯まで向かう

おそ「俺ってほんと幸せもんだなあ〜」

あたしもだよバカ。と、口には出さず心の中で叫んだ

貴方「銭湯とか、懐かしいなあ…！よくおばあちゃんと行ってた。」

おそ「へえ〜そーなんだ！Aって、おばあちゃんっ子？？」

可愛いなあと頭を撫でられる

貴方「うん…だってあたし、お父さんもお母さんもいないから。」

おそ「…え？」

貴方「お母さんは、あたしを産んですぐ亡くなったの。お父さんも、昔から病弱だったらしくて…」

おそ「……」

雰囲気悪くしちゃったなあと思い、下手な笑顔を作って言ってみせる

貴方「あはは！まあ平気だけど………へ？」

あたしは、いつの間にかおそ松の腕の中にいた

おそ「ぜんぜん平気じゃない。泣いてる。」

貴方「ぁ……」

おそ「辛かっただろ。これから俺、絶対Aに寂しい思いとかさせねえから。だから、安心しろ」

あぁ、コイツはヘタレなんだかなんなんだか
よく分かんないよ

貴方「ありがとう……っ…」

あたしの気がすむまで、おそ松はずっと抱きしめていてくれた

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