目が覚めたら恵ママになっていた件【伏黒甚爾】 (ページ6)

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「どうせならイケメンか美女に殺されたかった！

なんでこんな奴に！あーーもうッ！！」

絶賛殺されかけ中のAチャンでっす！！！チワッス！！！

「……………あっれれ？まってこんな奴どっかで見たことある。私どっかで見たことあるわ。あれ？あれどこだっけ？うわやば思い出せん。」

こんなやつ前の世界にはいなかった。

そりゃもちろんだよ、こんなやついっぱい居たら人類消滅しちゃうよ。

……………あっれれ？(本日二回目)

じゃあなんでこっちの世界は人類消滅してないの？

なんか耐性ついてたりする？

え？耐性？あれ、あれあれあれあれ！！？？

「ああああああああああああああああッ！！！！

思い出した！！呪霊だ呪霊！！呪術廻戦のでこんなやついっぱい居たわ！！」

そうだよなんで気が付かなかったんだろ！！

こんなやついっぱい居たら大変だもんね！

だから呪術師いるんだもんね！！！

「そうだそうだ！あーースッキリした！もう殺されちゃっていいかも……

いやダメだろ！！！！！！」

⚠彼女はマジでハイになってます。ごめんね。

「せっかく呪術廻戦来たんだからキャラ眺めたいよぉ！！

推しを一目見てから死にたいぃ！！！」

しょうがないじゃんか！前の地獄の日々の電車通勤の狭間に読んでた呪術廻戦の世界に来たんだもん！！
唯一の癒しだったんだもん！！！いいじゃんかよ！！

いや、待って、そういえば私、殺されかけてるんだった。
こいつ、呪霊の中では優しいやつなのかな。さっきからずっと見つめてくるだけだもんな。

(こいつ食ってもいいのかな)

と、呪霊が小さい頭で警戒している事をAは知らない。

「はぁぁぁぁ…なんで私は今気づいたかなぁ……

…砂かけよ」

えいっ、えいっ、と多分呪詛誌の中で最も嫌われているであろう某金髪サイドテール男の真似をしながら、せめてもと砂をかける。

それが何かのトリガーとなったのか、さっきまで何もしてこなかった呪霊は

「ナァンデイジメルノォ!!!!!!!!!!!!!!」

と、猛スピードでこちらに向かってきた。

…お前優しいやつだったじゃん。