111 ページ13
A「もう治った、、、」
Aは風邪を引いてしまった。
なんと言っても不規則なこの幼児体。
形に囚われない性質、とでも言うのでしょうか。
松「治ってないです!
風邪ひいてるんですから寝てなさい」
Aは首をふるふると振り
長椅子に座る私の足に跨って下から覗き込む。
A「、、、だめ、?」
松「、、、ダメです
ちゃんと布団で寝ないと、、、」
Aはすこしむすっとしてすぐに
ぺたりとして眠ってしまった。
全く、、、
松「こんなところで寝たら風邪ひいちゃいます」
Aの体をひょいと持ち上げて布団を敷いた部屋に連れる。
松「、、、、、」
どうしましょう。
ああ、、、
もっと
もっと彼女に触れたい、、、
松「いやでも、、、寝込みを襲うのは罪悪感が、、、」
その時ふにゃっとした動きでAが寝返りをうった。
A「ん、、、ぁ、」
松「、、、
あなたが悪いんですからね」
すぐさま組みしだいて絹のような肌に手をかける。
この眺め。
虚がいつも主導権を握りたがる理由が分かります。
ずっと触っていたい。
ずっと、、、
眺めていたい。
A「、、、んんっ!ん、、、」
起こさないように首元に優しく口付けをする。
すると即座に手や足先がびくりとして反応する。
松「ふ、ふふ、、
そんな反応されたら益々意地悪したくなるじゃないですか、、、」
なにかする度にびくびくと反応する指を口に含み
丁寧に舐め上げる。
そこからつぅ、とAの腕の方へ舌を滑らせ
子供の体ながらやはり色気のある鎖骨を丁寧に舐める。
A「ふっ、ぅ、、、
やっ、んん、っ!!」
その時ぎゅっとAの足に力が篭もり
くたりとして軽く痙攣した。
松「、、、虚が躾すぎですね
ちょっと舐めただけなのにこんなに感じちゃうなんて
、、、悪い子」
、、、さすがにこれ以上はしませんけど。
少しはだけた着物を戻して布団をかけた。
松「おやすみなさい、」
そして
最後に触れるだけの口付けを優しくした。
ーーー
「、、、さん、
Aさん、起きてください
こんなところで寝たら風邪長引いちゃいますよ」
目を開けたら青年が居て
前会った時には分からなかったそれが
めがね?というものだと今は知っている。
A「もう治った、、、
夕食か?手伝、、、」
新「その気持ちはありがたいですけど、、、
ほら、まだ熱あるじゃないですか」
76人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ありやけさん | 作成日時:2021年1月20日 23時