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小学校 ページ5

「ここまで来たは良いものの」



辰「 "関係者以外立ち入り禁止" 」



「思い出 振り返りデート 小学生編、終了のお知らせ」



辰「卒業生は関係者に入らんかの」



「卒業生って言うても、もう10年以上前はちと厳しそうじゃの」



辰「こういう時は正面から行くぜよ

  失礼しまーす!!」



「休日で良かったけど、ほんにすんません!失礼します!」



辰「案外、門が低くて助かった

  …ん?早く入らんか」



「ちょ…え…足 届かないんだけど…」



辰「つまり足が短いということか!アハハハ!」



「くそ腹立つ!

 引っ張って!」



辰「足をか?どれだけ引っ張ろうがもうそれ以上は長くならんぞ」



「誰がそんなこと頼んだよ!手だよ!手!」



辰「手か」



「ありがと」



辰「A 何か今日はいつもと違う気が」



「そ、そう?」



辰「んー、あぁ!前より太ったか!」



「失礼の権化じゃの!お前は!」



辰「アハハハ!違ったか!すまんのぉ!」



「太ったとて言わんのがマナーじゃ!」



辰「いや〜懐かしいのぉ!」



「聞く耳持たんか!馬鹿!」



辰「こらこら、人の悪口ば言うのはいかんぞ」



「そこは聞こえんのかい」



辰「さぁ、折角 ここに来たんじゃ

  思い出巡りでも始めるとするぜよ」



「どこから行く?」



辰「近くの駄菓子屋で買うた爆竹やった教員用駐車場、

  泥団子ぶつけた塗りたて図工室の外壁に

  勢い余って一回転したブランコ

  あ〜あと、休み時間の度に背中 押し合ったドブ池」



辰「見て回れるのはこれくらいか

  校舎内はもっと思い出あるがの」



「ろくでもない思い出」



「小学生の私たち やんちゃ なんて言葉で片付けられないんだけど」



辰「ほんにお転婆娘じゃったのぉ!アハハハ!

  随分と大人しくなったもんじゃ!」



「昔と今 どっちが良い?」



辰「昔から今の今まで気持ちは変わったことはない」



「…あっそ」




辰「嬉しいか!そうかそうか!」



「嬉しいなんて言うてない!」



辰「口元 だいぶ緩んでたがの」



「辰馬、背後に気ィつけぇよ

 一瞬でも気ィば抜いたら、ドブ池に突き飛ばすぜよ」



辰「最初はドブ池か

  さ、行くぜよ」



「手ェ繋がんでもえぇじゃろ」



辰「手ェ引っ張れ言うたのは誰じゃったかの?」



「うざ」

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S(プロフ) - 更新ありがとうございますうううう!!!夢主ちゃんたちの高杉いじり大好きです!!笑 辰馬だけ声でかいの本当ツボですWWW想像したら本当にツボすぎてお腹痛いですWW続きも待ってます!一生応援してますー! (4月29日 10時) (レス) @page16 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
るう(プロフ) - Sさん» 桂さん真面目なトーンで言うのがまた可愛いなと思うのですよ…!! (12月15日 18時) (レス) id: ce1cf82280 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 桂くんよぉ、、、なにシャーてされるって!!!!可愛いかよ!!!可愛いよ!!!!続編ありがとうございます!!!!!!!情緒どこ!!!!!!! (12月15日 13時) (レス) @page1 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るう | 作成日時:2023年12月15日 9時

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