私の同僚たち3

高校生 ページ15

高「…」ｶﾀｶﾀ



「…」ｶﾀｶﾀ



高「ﾁｯ…ﾊｧ」ｽｯ



「PCによる眼精疲労高杉with眼鏡、Forever Love！」ﾎﾞｿｯ



高「…ﾊｧ」



「みやーっため息も色っぽい！吸わせてくれ〜」ﾎﾞｿｯ



高「うぜぇな お前」



「……？」



「私か」



高「お前以外 誰がいんだよ」



「黒縁丸眼鏡 素敵です」



辰「そんなに褒めても何もでんぞ」



「お前じゃないです」



辰「せめて名前は呼んでくれんか」



「全部黒眼鏡は求めてないです」



辰「グラサン高杉はどうじゃ？」



「グラサンとか言わないでもらえますか

　サングラ高杉です」



銀「超うるせーんですけど」



「俺が真面目に仕事してるのに騒いでんじゃねーよ 馬鹿どもが、とでも言いたいんですか」



銀「そー言ってるんですー」



桂「ならばそのPCの画面にデカデカと映し出されている綺麗なお姉ちゃんは誰なんだ」



高「お前 相変わらず好みが変わんねぇなぁ？」



辰「お前も溜まるもんがあったんじゃのぉ」



銀「高校生の会話してくんじゃねぇ！」



桂「高校生みたいな事していたのはどっちだ」



「坂田さん」



銀「！はい！」



「スマホ、見てください」



銀「あ？」ﾌﾞﾌﾞｯ



銀「何この動画」



「高校生の私です」



「これを見てまだ他のお姉さんを見れますか？」



高「銀時、見せろ」



桂「俺にも見せてみろ銀時！」



辰「どれ、わしも」







辰『A、今日は何をしゆうがか』



『鯖缶 積み上げ』



辰『アハハハ！華のJKのやる事じゃないのぉ！』



『華より鯖のが似合う方がかっこええ』



辰『高校生のやる事は、よぉ分からん！アハハハ！』



『奇遇だね、私も辰馬の言動は、よぉ分からんわ』



『まぁ、取り敢えず一緒に積み上げよ』



辰『じゃあ、缶を7個 先に積み上げた方が勝ち

　 負けた方は1週間 鰯缶生活、で、どうじゃ？』



『よーし、やってやろう』



『よーい、ドンっ』







銀「しょーもな！高校生のお前ら 心底しょーもないわ！」



高「時間 返せ」



「時は返せません、残念です」



桂「実にぽわぽわした気持ちになったぞ、俺は」



辰「や〜、懐かしいのぉ！こんなの撮っていたとは！」



「いや、撮影者 貴方ですけど」



銀「…で、どっちが勝ったわけ？」



「えー？あれ？もしかしてぇ、結構 気になっちゃってる感じですかぁ？」



銀「うっざ！いつもの3割り増しでうっざ！」

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