私の同僚たち3

大会開催 ページ13

「グミのフレーバー当て大会しよ」



桂「メニューにそんな物はないぞ」



「ちょうどバッグの中にあった」



高「くだらねぇ」



辰「いんや、これが案外 面白いぞ、高杉

　 モノは試しじゃ、やるぜよ！」


高「断る」



銀「あっれれ〜？もしかしてぇ、当てる自信がないのかな〜？？」



「違う違う、晋助みたいに、おプライドがお高いお方がお外しになってみ？めっさ恥ずかしいから」



高「一々 "お" 付けんな」



高「グミの味 当てるなんざ簡単なこった

　 やってやらｧ」



辰「そうと決まれば…」ｺﾞｿｺﾞｿ



高「おい！坂本！何しやがる！」



辰「目隠しと鼻栓じゃ」



桂「あはははは！高杉が愛らしい猫さんに！」



銀「お前の中に棲みついてた黒い獣、表に出てきちゃってるけど大丈夫？

　 黒い獣っつーか三毛猫ちゃん」



辰「おまけに声も変じゃ！アハハハ！」



「動画、動画！ちょ…誰か撮ってる？

　笑ってる場合じゃない…ぶはっ無理…」



高「お前ら、これがしたかっただけだろ！

　 覚えとけよ！」



辰「あんま興奮して鼻息ば荒くすると、鼻栓 飛んでくぜよ」



「そうそう、すぽーん て」



銀「どんだけ鼻栓 遠くに飛ばせるか大会にしないでくれる？面白いから」



桂「俺はそんな高杉は見たくない、と言えば嘘になる」



高「いつまで笑ってやがる！さっさとやれ！」



「ひーっあー面白すぎるからその声と顔で怒らないで…笑」



「ではでは、いきますよー、ほい あーん」



高「…」ﾑｸﾞﾑｸﾞ



銀「何味？」



桂「分かるか？」



辰「早よ答えんか」



高「…ぶどう」



「当たるんかい！！！」



「何で分かった！？」



高「お前 いつも 自分がいらねぇぶどう味 俺らに押し付けてるだろ」



「純粋に味を当ててくれよ」



桂「たまにデスクの上にあったグミはAだったのか」



銀「何だお前かよ

　 俺はてっきり神様からのお恵みかと…」



高「テメｪは純粋な馬鹿だな、銀時」



辰「ぶどう味が嫌とは変わってる」



「昔 食べ過ぎて飽きたんだよね」



高「だったら買うな」



高「さぁて、次は誰にやってもらおうか？」



高「まぁ、このくだらん企画の提案者はさぞかし自信があるようだからなｧ？やってもらうしかねぇよな？」



「え？なになに？

　もぉ〜そんな怖いオーラだして怖いよ、晋助様☆」



高「坂本、やれ」



辰「任せとき」



「辰馬の裏切り者ぉおおぉぉお！！！」

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