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紳士淑女 ページ2

「お腹空いてきた」



桂「ほらお握りを食え、お茶もあるからな」



「あ、リップクリーム忘れた」



桂「そう言うと思って持ってきた、安心しろ新品だ」



「うー昼間とは言え冷えるねー」



桂「そんな薄着で来るからだ、俺のを着るといい」



「…執事か!!

 何なの?朝からデカ目のリュック背負ってると思ったら出て来るものほとんど私用の物じゃん!ありがとう!」



桂「俺のことを考えてその服を着て、メイクをしてきてくれたんだろ?」



「まあね」



桂「ならば俺もAのことを考え、準備くらいするさ」



「デートの時まで優秀かよ、紳士じゃん」



桂「A、手を出せ」



「ん?」



桂「ん」



「ハンドクリームまで塗ってくれるんか!ドラッグストアのお試しコーナーでもやられた事ない!」



桂「また同じ香りになったな」



「惚れてまうやろ…!」



桂「まるで俺を好きではない口振りではないか」



「これからの可能性を最大限に秘めた言い方のつもり」



桂「銀時から大体の事は聞いたが、意中の奴に失礼ではないのか」



「君たちの間に失礼とかあったんだ」



桂「やはり4人の中の誰か」



「狡くない?」



桂「勝手に喋ったんだろ」



「で、でも!コタかもしんないじゃん」



桂「さっき可能性止まりなのも言っていたぞ」



「いや…あの人 色んな意味で危うさあるから」



桂「ならばしっかり捕まえておけ

  それでも無理なら俺がお前を拾ってやる」



「そりゃどーも」



桂「拾われるつもりなさすぎるだろ

  高杉か?」



「ねーコタ見て見てーこんな寒いのにてんとう虫いるよー」



桂「華麗なまでのUターンだな」



「そんなに美しかった?ありがとー」



桂「褒めてない

  まさかとは思うが坂本なのか?!」



「まだお握り残ってたよね、食べたい」



「あ、待って、キッチンカー来てるー

 コタ奢って」



桂「何で奢らにゃならんのだ!」



「紳士だから」



桂「紳士を良いカモだとでも思っているのか!」



「1番貯金ありそうだしね」



桂「まぁな、他の奴らと違って俺は堅実タイプでな」



「否定しないし、やっぱ失礼とかないじゃん」



桂「昔からだからな」



「慣れって怖いね」



桂「失礼で言ったら坂本に敵う者はおらんだろ」



「あいつは失礼の御本尊みたいなとこあるから」



桂「流石に怒られるぞ」



「喜ぶんじゃない?」



桂「確かにそうかもしれんな」

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S(プロフ) - 更新ありがとうございますうううう!!!夢主ちゃんたちの高杉いじり大好きです!!笑 辰馬だけ声でかいの本当ツボですWWW想像したら本当にツボすぎてお腹痛いですWW続きも待ってます!一生応援してますー! (4月29日 10時) (レス) @page16 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
るう(プロフ) - Sさん» 桂さん真面目なトーンで言うのがまた可愛いなと思うのですよ…!! (12月15日 18時) (レス) id: ce1cf82280 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 桂くんよぉ、、、なにシャーてされるって!!!!可愛いかよ!!!可愛いよ!!!!続編ありがとうございます!!!!!!!情緒どこ!!!!!!! (12月15日 13時) (レス) @page1 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るう | 作成日時:2023年12月15日 9時

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