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『ただい__________』
「お嬢様！！」
らっだぁと共に玄関のドアを開くと同時に悲鳴のような声が上がる。どうやらメイドの声らしい。慌てて2階の階段を降りてくる。
rd「あれ、そんなに慌てて何？」
「っ、申し訳ございません、しかし、どうしてもお嬢様に、ラッダァ様にも見ていただきたいものがございまして_____」
『見ていただきたいもの…？』
こちらでございます、と差し出された紙は小さな長方形の紙面だった。厚紙で作られていてカードのような感じだ。縁は四色で彩られ、真ん中に直筆だろう文字が短く綴られていた。
"ディリーフ・Aへ。しにがみを返してほしくば明日の放課後、指定の住所に一人で来い。pkts団"
『pkts団……』
rd「やめとけば？」
紙を覗き込んでらっだぁは一蹴する。
rd「執事1人の引き換えにディリーフ家の血族だなんて価値が不釣り合いにもほどがある。俺だったら絶対行かないよ」
『でも、しにがみが…』
rd「Aには替えられないって言ってるじゃん。しにがみがどうなろうと俺には知らないし」
『らっだぁ！』
珍しく叫んでしまう。それに驚いたのからっだぁは少し目を大きくしたが、断固として態度は変わらない。
rd「どうしても行きたいなら、一人だって嘘ついて俺もこっそりついて行かせて」
「………お嬢様、申し訳ありません。私めもらっだぁ様と同意見でございます」
『……私に行かない選択肢はない。ぴーけーてぃーえす団がなんだろうが、私にしにがみは見捨てられない。バレたらどうなるかは怖いけど…らっだぁ、着いてきてくれる？』
そういうとらっだぁはほっとしたように笑顔を浮かべた。
rd「もちろ」
「ちょっと！なんで俺じゃないの！？」
不意にくぐもった声が聞こえる。びっくりして後ろを振り向くも誰もいない。そりゃそう。声はバッグからしているのだから。
『あ、ほんとだ！？ぴくと！』
pk「らっだぁだとすぐバレるに決まってるでしょ！人形の俺が行った方がダンゼン良い！」
rd「は？俺の隠密レベル舐めんな」
pk「そのレベルがあるとしたらどう考えても俺の方が上だね。ねっ、A。俺を連れて行こ！」
確かに、らっだぁよりはぴくとのほうがバレないだろう。ぴくとは魔物でも上位種だそうだし、何かあった時には必ず役にたつ。
『らっだぁには悪いけど、ぴくとの方が良さそうかな…』
pk「でっしょー」
rd「信頼できないんだけど！？」
pk「俺はAの使い魔だよ？」
そう言われると、何も言えないのからっだぁはぐっと押し黙った。
続く (更新停止中)
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ころころ - この作品好きですこれからも更新頑張ってください後私の作った小説見ていただけると嬉しいです (4月29日 15時) (
レス) @page18 id: fffe1ff48f (このIDを非表示/違反報告)
badendingが好きすぎる人(プロフ) - あんみつさん» コメントありがとうございます！！応援しています！ (3月31日 20時) (レス) id: 1e7b79b4ed (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ - badendingが好きすぎる人さん» 遅くなって申し訳ないです！更新頻度は遅いですが頑張りますので末長く応援してくださると嬉しいです〜！ (3月30日 14時) (レス) id: 74b138b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
badendingが好きすぎる人(プロフ) - 更新されてる?!あざます！！！ (3月29日 17時) (レス) @page18 id: 1e7b79b4ed (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ - badendingが好きすぎる人さん» ありがとうございます〜！これからも頑張ります！ (1月28日 19時) (レス) @page16 id: 74b138b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
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