体力のなさを恨む ページ23
「ギュウィ！キュー！」
愛らしく私のタイツを引っ張って前に進めようとしてくれるカヌチャン。
可愛いね。ただ…
「ヴ…ちょっと、チョット待ってカヌチャン…ゴッホ！！！」
今のは画家ではない。咳き込んだだけだ。
なんせ私は体力がない。
まぁ序盤の階段で察した人もいたかもね。ワハハ。
「ゔぅ…ごめんカヌチャン…休憩挟んでいい…？」
「キュイ！」
休憩という言葉に嬉しそうに反応するカヌチャン。
さてはオメー休憩をスイーツタイムだと思ってるな？そうだよ。
私はしゃがみ込んでスマホロトムでマップを開き確認する。
そうするとカヌチャンが私も、とスマホロトムを覗き込んでくる。
「えーっと…ここから近い街は…セルクルタウン…」
よーし、予定変更。
私の体力回復のためにセルクルタウンへ向かいます！！！！
ーーーー ーーーー
「うわわわわ〜〜めっちゃ美味しそう…！！！」
なけなしの体力をつぎ込んで辿り着いた街、セルクルタウン。
街の人に聞いたところここにはパティスリー・ムクロジというとっっっても美味しい
スイーツ店があるらしいので来たのだが…
ショーケースの中にはミツハニーのはちみつタルトやらドオーのエクレアといった
ポケモンをモチーフとしたスイーツがずらりと並んでいた。
スイーツなのにちゃんとどのポケモンなのか分かるのがすごい。
やばいどれにしよう…全部美味しそう…
「うーむむ…悩みどころ…」
「あら〜。私はコンパンちゃんのカップケーキがおすすめですよ〜」
「あ、ありがとうございまぁ…す」
突然横から優しいお姉さまボイスが聞こえたので普通に会話してしまったが
冷静になって横を向いて見る。
そこにはパティシエ服を着た若緑色の髪をまとめた女性がいた。
その女性は私がこちらを向いたのに気づき、ニコっと私に笑いかけた。
「ｱｯ…ｼﾞｬｱｿﾚﾆｼﾏｽ…」
まるで聖母のような微笑みに私は負けた。
ーーー
スイーツは全部創作です。あったらいいね。
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マニ。(プロフ) - 墓守さんさん» ✉️。はい！あのボードに返事送りました！来てますか？お返事お待ちしています！ (11月20日 15時) (
レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
墓守さん(プロフ) - マニ。さん» ありがとうございます。是非お邪魔させていただきたいです…！ (11月18日 21時) (レス) id: d145462c82 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 酢昆布の唐揚げさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければボードで会話したいのですがよろしいですか？お返事お待ちしています！ (11月17日 19時) (レス) id: 872b4f6eeb (このIDを非表示/違反報告)
酢昆布の唐揚げ(プロフ) - 黒川かぐやさん» ありがとうございます！更新頑張ってまいりますのでこれからもよろしくおねがいします (7月14日 6時) (レス) id: d145462c82 (このIDを非表示/違反報告)
黒川かぐや(プロフ) - まじあいしてます😖🫶🏻💕︎︎ 全部好きです (7月13日 22時) (レス) @page13 id: 5ae6456499 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：墓守さん | 作成日時：2022年12月31日 14時
