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MVの撮影のために訪れたニューヨーク



ツアー中だが、新曲「HAPPY」の映像を撮る為にわざわざやってきた。




剛典の撮影を見ていたが、今は臣くん達の撮影場所に来た。


今は半分くらい撮り終わったところなんだけど、



なんていうか…



「臣隆チャラ〜イ」

健二郎「な?チャラいなぁ?A」


ふ、と先程いた建物内に視線を向けるとこれまたチャラい剛典が。



キャストさんとベタベタしながら撮影する姿に少しもやっとする




広臣「なに、ヤキモチ?」

隆二「えっ!ほんとに?」

「違いますぅ、チャラい人が嫌いなんですぅ」

広臣「とか言って〜実は妬いてんじゃないの?」

「妬いてない!……面白くもないけど…」

隆二「!」



隆二くんが目をキラキラさせて喜んでるのが視界に入った。



監督「Aちゃーん!準備OK?」

「あ、はーい!」







隆二「Aが妬くなんて初めてじゃない?」

広臣「かもな。でもさ、見て。」

健二郎「あいつも変わらんやん。笑」



3人の視線の先は男のキャストと体を密着させて踊るAの姿


誘うような目付きで色気を振りまいている。

相手の男は見るからに目がハートだ。




直人「Aも大人になったなぁ」

直己「なんか寂しいですね」

「「うわっ!」」


背後からでてきたリーダー2人に声を上げる



隆二「びっっくりしたぁ〜」

広臣「撮影終わったんすか?」

直人「うん。今ELLYが撮ってる。」

健二郎「直人さん。アイツどうしたんすか?」



健二郎の指さす方を見ると腕を組んで不機嫌そうな顔をした剛典の姿

その視線はしっかりAに向いている。




直人「うわぁ、」

広臣「ダダ漏れじゃん。笑」

隆二「ま、面白くはないよね〜。」

直人「そういうお前らも目が笑ってねえんだよな。」



Aガチ勢が多すぎて苦労する直人。





そこで監督のカットの声が聞こえた。


撮影が終わり、相手のキャストに礼をしてこっちに戻ってこようとしたA



すると手を掴まれてなにか話しかけられている。




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作者名:さくら | 作成日時:2018年5月3日 17時

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