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撮影が早めに終わって時間を確認するとまだ16時


早く終わっちゃった。
ん〜臣くん達はトレーニングって言ってたし、事務所で時間潰そうかな…


LINEを開くと丁度電話が来た。

出ると耳に心地よく響く大好きな声。



「もしもし!お疲れ様です 篤志さん!」

篤志『お疲れ様。今大丈夫?』

「はい、今撮影終わったところです!」

篤志『よかった。じゃあこれから事務所来ない?そのまま一緒に晩ご飯食べに行こう。』

「わかりました。今から行きますね。笑」

篤志『うん。4階のレコーディング室にいるから、気を付けてきてね。』

「了解です!」

篤志『あ、呼び方どうするんだっけ?笑』

「え、…あ、あっくん笑」

篤志『そうそう。笑 昔みたいにそうやって呼んでね。』



楽しそうに切れた電話に思わず苦笑が漏れる。
元々今日は篤志さんこと、あっくんと食事をする予定だった。


いつもおしゃれで素敵なお店に連れてってくれるから緊張するんだよね。
でもあっくんといると凄く安心するから、緊張もすぐに解れて話し込んじゃうのがいつもの流れ。笑





マネージャーに車で送ってもらい、事務所に入るとアキラさんに遭遇。


アキラ「よー、三代目ならジムにいたぞー」

「今日はあっくんの所に直行でーす♡」

アキラ「あ、そうなの笑 ならそっち優先だな。つーか呼び方戻したんだな。」

「うん。あっくんがそうしてって、」

アキラ「篤志さんの気持ちわかるわ。笑 じゃっ、またな!金髪も似合ってるぞー!」

「ありがとう!アキラさんも撮影頑張ってね!」

アキラ「おう!任しとけ!」



クラッチバッグを持ち、ワイルドに片手を上げてひらひらと手を振りながら向かっていった。


アキラさんも絶対トレーニングしてたな。
なら、みんなしごかれたんじゃないかな?笑


あ、直人さんに文句言わなきゃいけないんだった。
やっぱりジムに寄ってからあっくんのとこ行こう。






(あ!A!)
(あれ?今から?)
(ちょっと休憩してたんだ。早かったんだねー)
(うん、そうなんだ〜、じゃなくて!直人さん!!)
(えぁ?!なに?!)
(何じゃないですよ!!直人さんのせいで酷い目にあった!)

(何したんですか直人さん)
(いやいや、ぜんっぜん心当たりないけど…)
(もう直人さんとはしばらく出かけない!)
(えええ!!!なんで!!俺何したの!)




剛典→A→ELLY→A→直人→A
広臣→直人→A→直人

185→←183



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作者名:さくら | 作成日時:2018年5月3日 17時

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