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なぜ ページ5
加州Side
その人間は俺のことを馬鹿かと言って
そして信用するわけもないといった
その場でそいつは座ったので俺もなんとなく座った
「そう言えばなんて名前なの？」
なんでそんなこと聞いてくるみたいな顔されて少しだまり
「山田……………」
と言った
「嘘でしょ」
「うん嘘だよ………名前なんて教えるもんじゃないよ？簡単にさ」
本当にこいつ…………山田の言っていることが少し腹が立つ
さっきだって俺が優しいなんて言うし
「そう言えばなんで信用しようとしないわけ？人って信用を第一に得ようとするもんじゃないの？」
すると山田は呆れたように息を吐きながら
「なんで信用しないといけないわけ？したところで意味がないだっていつか裏切られる可能性があるでしょ？信じて裏切られたら辛いし面倒くさいしだから信じてないの」
何言ってるかわからなかった
続く
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作者名：夏五郎 | 作者ホームページ：http://ukaitue
作成日時：2018年1月5日 1時
