水やり十四回目。 ページ9
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……まぁそれだけで終わるわけがない。
中也さんは力加減を思いっきし間違え(たフリをし)て、太宰さんの足を捻り潰そうとしていた。超怖かった。(真顔)
森「さあ、それでは第三回戦を始めようか。せーのっ」
「「「「「王様だーれだっ」」」」」
久作「……あ、ぼくだ」
「「「(ある意味一番怖い奴来たな……)」」」
久作「森さん、なんでもいいんだよね?」
森「うん。あ、死ねとかは禁止ね」
久作「そんなのやんないって。じゃあ……1番は7番にほっぺちゅーして」
太宰「三回戦にしてようやく恋愛絡みになったね……。1番は?」
鏡花「私」
太宰「……ひえ……っ」
何故か太宰さんが固まる。え?どしたん?
そう思っていたら、そこにいたメンバーのほとんどが私を凝視している。え、ちょ、待って?シンプルに怖いよ??どうしたの???
芥川「……泉A。番号は」
『はい?あ、7番ですね』
ホッ……(一同)
『え?何、どうしたんですか皆さん』
中也「なんでもねぇよ、気にすんな」
『は、はぁ……』
にしてもほっぺちゅーか。久しぶりだなー。
中也「(善かった……ホント彼奴7番で善かった……。危うくこの中の誰かの首がとぶとこだったぜ……)」
紅葉「(むう……鏡花のほっぺちゅーか……。Aなら……まぁ致し方あるまい)」
太宰「(あ、然も二回もか……暫くお肉が食べられなくなるとこだったな……)」
みすゞ「(………………姐さんとAちゃん以外だったらぱっかーん(?)だったわ)」
芥川「(太宰さん。如何やら二回でなく三回のようです)」
太宰「(ほんっと善かった)」
「姉さん、しゃかんで」
『はいはいっと』
鏡花の前で軽くしゃがんであげると、鏡花は私の頬に自分の唇をそっと寄せた。
『……これでいいのかな?王様』
久作「んー、いーんじゃない?」
「「「(適当!!!!)」」」
森「じゃあ次で最後にしよっかー。せーのっ」
「「「「「王様だーれだっ」」」」」
みすゞ「私だー」
「「「(スッ……)」」」←何人か(主に色々な被害者)がダッシュで逃げる準備
みすゞ「んーとね……あ。中也さん女装してください」
ガッッ!!
中也「オイやめろ莫迦離せ包帯野郎!!」
太宰「うふふふふ、逃すわけには行かないよ中也」
森「待った待った。名指しは駄目だよ、みすゞ君」
みすゞ「じゃあ……4番」
中也「結局俺じゃねえか!!!おい見てねぇよなみすゞ!?」
みすゞ「ハッ、そんな真似しませんよ」
中也「ドヤ顔やめろ」
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雪華 - 知ってるアニメは何ですか? (2019年4月15日 16時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
みず(プロフ) - ゆあさん» 安定の姉貴…… (2019年4月14日 19時) (レス) id: 0b6159a6d2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - お姉様はいつでもお姉様だなぁ……すき…… (2019年4月14日 19時) (レス) id: 88f41cbc7c (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - また質問するね?鏡花ちゃんとお姉さんは紅葉お姉さんの着せ換え人形にならなかったの? (2019年4月12日 17時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - お姉さん質問お姉さんは鏡花ちゃんと接吻しないの? (2019年4月12日 16時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みず | 作者ホームページ:http://twpf.jp/uranai_mizu
作成日時:2019年3月2日 11時