泉鏡花の双子の姉は part2【文豪ストレイドッグス】

水やり十七回目。 ページ12

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中也「……四人同時COかよ……」

みすゞ「まとめないと分かんないねーこりゃ……」

エリス「ならまとめましょ。オサムに出てるのはキョウカの黒、Aの白ね？」

『な、なんで鏡花と意見が食い違ってるんだ……？私が役割を誤認していたのか……？』

中也「A、手前が喋ると余計こんがらがるからとりあえず黙っとけ。……ところで姐さん、何か言いかけてませんでした？」

紅葉「嗚呼いや、何でも……」

エリス「一応「対抗」までは聞こえたけど……コウヨウも対抗CO？」

紅葉「……何でもないぞ」



みすゞ「で、太宰さんが鏡花ちゃんに黒を出して、芥川さんは久ちゃんに黒ですか。じゃあお二人のうちどっちかに投票しますね(ニッコリ)」

太宰「私情入ってるよね？私情入ってるよね？？？」


久作「じゃあ、今回は自分が怪しいと思った人に投票でいいんじゃない？らちがあかないし……」

みすゞ「久ちゃんに賛成します！！！」

久作「みすゞ、うるさい」

みすゞ「サーセン」

久作「みんなそれでいいでしょ？」


久作の問いに、全員が頷いた。



《……一回目の投票結果が出たよ。投票数が一番多いのは……芥川だね》


芥川「……む、僕か」


《よって、芥川は処刑だ。モニタールームに行くんだよ。他の奴等は部屋に戻りな》


芥川「……失礼。モニタールームとは？」

森「この部屋の様子を見ることができるモニターのある部屋だよ。中は快適だから、ゆっくりしておいで」

芥川「承知しました」



ーー2日目 夜


太宰「芥川君が早速処刑されてしまいましたが、如何します？」

森「んー……。まぁA君が狂人かもしれないと分かったから良しとしよう。太宰君庇ってたからね。占い師である鏡花君はきっと騎士が守るから、その二人以外の誰かを殺すことにしようか」

太宰「……中也かエリス嬢ですね。ではこうしましょうか。……殺すのは……」




ーー3日目 昼


『……そういやアナウンスはどうしたの？』

中也「めんどくさいから初回だけにしたってよ」

『何ですかその裏事情……与謝野さん、昨日殺されたのは？』


《おっと、そいつを忘れてたね。昨日の犠牲者は……エリスだよ》


森「人狼……コロス……人狼……」

『や、やばい首領が狂戦士(バーサーカー)に！』

紅葉「落ち着くのじゃ鷗外殿！」

森「フー……フー……フシャアアァ…………」

『人間やめてないですかねコレ！？』

中也「さ、さっさと占いの報告しろ手前ら！！」

「「『了解(しました)！！』」」

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