探偵学園Q .. 2 (ページ2)

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竹「…」

リ「って…知らないか」

竹「ごめん」

『謝らなくていいよ！』

私達は竹山くんの隣に座った

リ「もったいないねー
Aクラスの首席だった君がリタイアなんて」

竹「仕方ないさ
問題集解こうとしたり昔のことを思い出そうとすると、酷い頭痛がするんだ」

『そっか…』

リ「絵上手なんだね」

竹「こうしてると、不安が消えるっていうか落ち着くんだ」

ミッションルームに戻ると、キュウとメグとカズマ先に戻っていた

キ「二人ともどこ行ってたの？」

リ「失踪した竹山裕紀ってやつに会ってきた
彼もしかしたら解離性健忘症かもしれない」

キ「解離性健忘症…って何？」

『心の傷やストレスが原因で、記憶を失ったり部分的に思い出せなくなる一種の記憶障害だよ』

リ「過去の記憶を思い出そうとして頭痛や吐き気に襲われるというのも彼らの症状と一致する」

キ「つまり二人は受験勉強に追い立てられて、記憶を無くしたってこと??」

リ「一つの可能性としてね
ただ…二人同時っていうのはやっぱり偶然が過ぎる」

『確かに…』

メ「あたしは塾の講師が怪しいと思う」

キ「何で？」

メ「キュウも見たでしょ？
あの塾長の傲慢な態度
きっと講師の誰かが腹いせに嫌がらせしてるのよ
今夜塾に忍び込んで証拠探してみる」

キ「えー危ないよ
よし分かった一緒に行こう
メグ一人じゃ心配だし
ね、リュウ、A♪」

キ「僕達に振るなよ…」

夜の12時になり、みんなで塾に忍び込んだ

中はもう閉まってるから暗い
でもリュウが手繋いでくれてるから少し安心する(笑)

～♪…

どこからか携帯の着信音が聞こえてきた

リ「あっちだ！」

私達は音が聞こえる方に向かった

リ「この部屋からだ」

『誰かいるのかな』

カ「でも誰も出ないよ」

部屋には鍵がかかっていて、リュウは道具を使ってドアを開けた

『リュウあれ！』

リ「カズマ電気！」

そこには塾長が首にナイフが刺さった状態で死んでいた
私はそれを見たくなくて、リュウの後ろに隠れた

リ「カズマ…記録」

カ「うん…」

カズマはデジカメで写真を撮った

その後すぐに警察と鑑識が来て捜査を始めた

猫「ご苦労様です」

諸「あぁ
仏の第一発見者はって！
何でお前らここにいるんだよ
勝手に入ってきたのか？
不法侵入罪だぞ」

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