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Episode39 ページ39

一番先に部屋へ行ったけど何も変わったところはなくて安心した。

あ、携帯・・・


玄関にいる折原さんの前を通り過ぎてトイレに携帯を取りに行ったけどあるはずの携帯がない。
あれ・・・?

たしかにここで携帯を使っていたはずなのにそこにはなにもない。


臨「多分、持って行かれたんじゃないかな?アハハ、あれがないとキミと連絡が取れないのにねぇ。まぁ、彼のことだから何か考えでもあるんだろうけどね」


考え・・・?携帯がないと誰とも連絡が取れない・・・。
もし征くんが竜ヶ峰くんや紀田くんになにか連絡していたらどうしよう。
また紀田くんに余計な心配かけちゃう・・・


臨「とりあえずさ、今日から俺の家においでよ。ここじゃ危険でしょ?」

貴「・・・え?」


突拍子もないその言葉に間抜けな声が出てしまった


臨「助けてあげたのは俺だし拒否権はないからさ。必要なものだけ持って準備してきてよ、なるべく早くね」

貴「え、ちょっと待ってください!確かに危険だけど折原さんの家に泊まるのはちょっと話が違うと言うか・・・私まだ一応高校生だし、男の人の家に行くのは・・・」

臨「へぇ?じゃあ、もう何があっても俺に助け求めてこないでね。もうキミからの電話も出るつもりないから。あ、携帯がないから無理だったね」


なんかすごく腹立つ言い方だけど反論できない。
携帯がないと折原さんに限らず、誰にも連絡できないんだから・・・


貴「・・・荷物持ってきます」


教科書や制服、私服数着を持って玄関へと向かう。


助けてもらったのは事実。
ここまで来て征くんを怖いと思ってしまったのも事実。

いま折原さんに頼るしか道はないと、半分諦め、半分安心・・・
そんな複雑な気持ちのまま折原さんの後ろ歩く。

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設定タグ:黒子のバスケ , 折原臨也 , 赤司征十郎   
作品ジャンル:アニメ
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まっつん - あ、赤司くんが怖い… (2015年10月27日 11時) (レス) id: 179b97f76b (このIDを非表示/違反報告)
モコナ - とってもとっても面白いです!! (2015年4月21日 22時) (レス) id: 9dabbf369b (このIDを非表示/違反報告)
- よかった、臨也助けてくれた (2015年4月21日 7時) (レス) id: 7f691d36e2 (このIDを非表示/違反報告)
ころもっち(プロフ) - Yumiriさん» ありがとうございます!両方書いてみようかなo(`ω´ )oだけどまだ終わらせたくないのでこれからもよろしくお願いします♪♪ (2015年4月19日 16時) (レス) id: ed191ff16b (このIDを非表示/違反報告)
ころもっち(プロフ) - モコナさん» 平和島さん・・・( °_° )書けるか分からないけど落ち着いたら挑戦してみますo(`ω´ )o (2015年4月19日 16時) (レス) id: ed191ff16b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ころもっち | 作成日時:2015年4月16日 22時

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