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Episode34 ページ34

貴「征くんは最初はあんなことする人じゃなかったんです。私が不安にさせて傷つけて征くんを壊してしまった・・・それなのに私ばかり被害者ぶって・・・本当の被害者は征くんなのに・・・」


震える言葉は止まることなく溢れ出る。


貴「私・・・折原さんに手を繋がられたとき・・・見られる心配ないから大丈夫って言われて心の中では納得してしまってたんです。泣いてる私を抱きしめてくれたときはすごく安心してしまったんです。紀田くんのときだってクラスメイトだからって、話を聞いてもらうだけって思って・・・自分のことしか考えてなかった・・・」


私が間違えてしまったから、私が征くんのこと考えてなかったから・・・


貴「だから征くんは何も悪くないのに・・・」



そこまで言い終わるとセルティさんは、そっと優しく頭を撫でてくれた。
そして片手で文字を打ち込んだ。


≪そんなに自分を責める必要はないよ。私はそんな経験したことないから上手く言えないけど・・・一夏ちゃんは悪くない!今日はもう遅いし寝たほうがいい。≫


そう言って手を引かれ寝室へと案内された。

言われた通り布団に入り目を瞑る。



セルティさんは悪くないって言ってくれたけど私はそうは思えない。

私ってこんなに自分勝手なんだ。
征くん・・・征くん・・・ごめんね・・・

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設定タグ:黒子のバスケ , 折原臨也 , 赤司征十郎   
作品ジャンル:アニメ
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まっつん - あ、赤司くんが怖い… (2015年10月27日 11時) (レス) id: 179b97f76b (このIDを非表示/違反報告)
モコナ - とってもとっても面白いです!! (2015年4月21日 22時) (レス) id: 9dabbf369b (このIDを非表示/違反報告)
- よかった、臨也助けてくれた (2015年4月21日 7時) (レス) id: 7f691d36e2 (このIDを非表示/違反報告)
ころもっち(プロフ) - Yumiriさん» ありがとうございます!両方書いてみようかなo(`ω´ )oだけどまだ終わらせたくないのでこれからもよろしくお願いします♪♪ (2015年4月19日 16時) (レス) id: ed191ff16b (このIDを非表示/違反報告)
ころもっち(プロフ) - モコナさん» 平和島さん・・・( °_° )書けるか分からないけど落ち着いたら挑戦してみますo(`ω´ )o (2015年4月19日 16時) (レス) id: ed191ff16b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ころもっち | 作成日時:2015年4月16日 22時

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