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Episode3 ページ3

学校が終われば池袋を適当にウロウロして、
紀田くんがナンパして失敗するのを笑ったり、ごはん食べに行ったり・・・


そんな時、ポケットに入れている携帯が鳴り取り出すと征くんからの着信で電話に出る。


貴「もしもし」

赤『部活が始まるまで少し話したいと思ってね・・・まだ外みたいだね』

貴「あ、うん。友達と遊んでるの」


3人から少し離れて後ろを歩いて人のざわめきで聞こえないことがないように、ぎゅっと耳に携帯を押し当てる。


赤『楽しそうでなによりだ』


征くんの言葉が終わってちょうどよく、電話をしていることに気づかなかった紀田くんが大きな声で私を呼んだ


正「一夏ー、帝人のやつったら杏里を独り占めしようとしてるんだぜ?だったら俺は一夏を独り占めって、電話中か。わり!」



そう言って竜ヶ峰くんたちの所に戻って行った


赤『随分と仲良いみたいじゃないか』


初めて聞いた冷たい声にぞっとした。


貴「た、ただのクラスメイトでいつも誰に対してあんな感じだよ・・・?」


本当のことだし、やましいことなんて何もないけれど怖くて声が震えた


貴「征くん・・・?」


返事がなくて名前を呼んでみると、何かを考えていたかのような反応が返ってきた


赤『・・・あぁ、すまない。部活が始まるから切るよ、気をつけてね』

貴「うん、がんばってね・・・」


これがヤキモチというものなのかな?
嬉しいような怖いような不思議な気持ちだ。

なんだかこれ以上遊ぶ気分になれなくて早めにみんなと別れて家へと向かう


たくさんの人ごみの中で私は気づくはずもなかった。

一人の男の人とすれ違い、その人が私を見ていたことに。




何事もなく家に着き、ご飯やお風呂を済ませて明日の学校の準備を終わらせていつも通り征くんからの電話を受け取り、眠りについたのは1時過ぎ



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設定タグ:黒子のバスケ , 折原臨也 , 赤司征十郎   
作品ジャンル:アニメ
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まっつん - あ、赤司くんが怖い… (2015年10月27日 11時) (レス) id: 179b97f76b (このIDを非表示/違反報告)
モコナ - とってもとっても面白いです!! (2015年4月21日 22時) (レス) id: 9dabbf369b (このIDを非表示/違反報告)
- よかった、臨也助けてくれた (2015年4月21日 7時) (レス) id: 7f691d36e2 (このIDを非表示/違反報告)
ころもっち(プロフ) - Yumiriさん» ありがとうございます!両方書いてみようかなo(`ω´ )oだけどまだ終わらせたくないのでこれからもよろしくお願いします♪♪ (2015年4月19日 16時) (レス) id: ed191ff16b (このIDを非表示/違反報告)
ころもっち(プロフ) - モコナさん» 平和島さん・・・( °_° )書けるか分からないけど落ち着いたら挑戦してみますo(`ω´ )o (2015年4月19日 16時) (レス) id: ed191ff16b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ころもっち | 作成日時:2015年4月16日 22時

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