Episode11 ページ11
放課後〜
帝「今日もどっか寄ってく?」
正「今日は用事あんだよなー。先帰るわ、じゃあな!」
小走りで校門をくぐり抜けて行った彼を見送った。
帝「行っちゃった・・・。二人はどう?」
杏「あ、私も今日はちょっと・・・」
あからさまにがっかりした反応を見せる帝人くんはきっと杏里ちゃんを好き。
貴「じゃあ、私も今日は真っ直ぐ帰るね」
そんな帝人くんは私と二人では嫌だろうと思いそう答える。
校門を過ぎたところで二人に手を振り一人で歩く。
歩きながらも征くんのことを考えてしまう。
会ったら何を話そうか、どこに行こうかばかり。
浮かれて歩いている私を呼び止めたのは朝と同じ人
臨「学校は楽しいかい?」
後ろから声が聞こえて振り向くと、また薄っぺらい笑顔の彼
貴「あ・・・あの、ごめんなさい!竜ヶ峰くんや紀田くんと知り合いだって知らなくて・・・」
頭を下げて謝ると折原さんは小さく笑った
臨「キミが謝る必要はないよ。俺がわざと怪しまれるように近づいたんだからね。」
貴「え?」
臨「本当に一夏ちゃんは何も知らないんだね。いつもあんな近くにいるのにねぇ。」
なんのことか分からずに首をかしげる。
臨「まぁ、俺にとってはどうでもいいことなんだけどね。それと、今日は俺に付き合ってもらうよ。ちょっと暇でさ」
貴「ちょっと・・・」
返事をする暇もなく腕を掴まれ強制的に連れて行かれる。
私の声なんて聞こえていないようにほんのり笑顔を浮かべながら歩く折原さんを見るとこれ以上断ることができなくなった
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まっつん - あ、赤司くんが怖い… (2015年10月27日 11時) (レス) id: 179b97f76b (このIDを非表示/違反報告)
モコナ - とってもとっても面白いです!! (2015年4月21日 22時) (レス) id: 9dabbf369b (このIDを非表示/違反報告)
令 - よかった、臨也助けてくれた (2015年4月21日 7時) (レス) id: 7f691d36e2 (このIDを非表示/違反報告)
ころもっち(プロフ) - Yumiriさん» ありがとうございます!両方書いてみようかなo(`ω´ )oだけどまだ終わらせたくないのでこれからもよろしくお願いします♪♪ (2015年4月19日 16時) (レス) id: ed191ff16b (このIDを非表示/違反報告)
ころもっち(プロフ) - モコナさん» 平和島さん・・・( °_° )書けるか分からないけど落ち着いたら挑戦してみますo(`ω´ )o (2015年4月19日 16時) (レス) id: ed191ff16b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ころもっち | 作成日時:2015年4月16日 22時