気づかない（ジャック&ラドルside） ページ38
「そうだな。ここで逃げたら男じゃねぇ。あいつのことはよく知ってる。勿論もう嫌われてて、顔も見たくないのかも知れねぇ。でも、こんな終わり方、俺は嫌だ！絶対に見つけだして、キチンとお互いにケリをつけたい。それでまた嫌われることになったとしても、その時はその時だ。もう弱音は吐かねぇ！とことん嫌われる覚悟は今決めた！どーなろうと、見つけ出すまで俺は諦めたくない！」
「俺様も！あいつの絶品ツナ缶ケーキ食い足りねぇし、それに酷いこと言った事謝れないのは寝覚めが悪いんダゾ。だから、子分と一緒にゴメンナサイするまで、俺様は諦めねぇ！」
俺達全員の意見を聞いた後、アズールはフッと笑いながら言った
「よろしい。お前達も、いいですね。」
「はぁい。」
「諦めが悪く、執念深い辺り流石ですね。」
「なんとでも言いなさい。さぁ、では作戦会議といきましょう。皆さん、VIPルームに行きますよ。」
「「はい/おう！」」
こうして俺達は協力してラドルを探すことになったのだった
さり気なく落ちていた置き手紙に気づくことなく
ーーーーーー
「ｳﾞｯｺｫﾝｯ！」
『風邪引くぞ〜。野宿なんてやめとけよぉ。』
「大丈夫だよー。テント張ったから風はしのげるし。……外泊届書いたけど寮長ちゃんと読んでくれたかな……」
ここは中庭
僕はテントを張って透明化の魔法薬をぶっかけて潜んでいた
まだ学校は終わってないし学園の外の宿屋で過ごす訳にも行かない
となればもうこのだだっ広い庭で野宿するしか無いよね！ということで今に至る
案外居心地も悪くない
月明かりが綺麗だし、星空は満天で飽きることは無い
少々肌寒いのがたまにキズだが
『配達もあんのにずっと庭で冬越す気か？爬虫類がそんな環境下で生きられるとお思い？』
「ま、まぁそれは追々……仕方ないだろ。今は一人になる時間が必要なんだよ。」
そう言っても納得した様子はなく、むしろ呆れたようにため息をつかれた
『はぁぁ……あいつらもわざとじゃないと思うぞ？許してやったらどうだ？』
「今は無理。そもそも僕がどうこう以前に僕は寮長に役立たずの烙印を押されて他の皆からも絶交されたし、絶交同然のこともした。今更許してなんて貰えないしそもそも僕は許す立場じゃないんだよ。」
『あっそ、難儀なこった。……萎えた、寝る！』
「おやすみ〜」
僕の返答にランドールはやけを起こして眠りについた
仲直りしたいけど、今の僕は誰かと関わる余裕が無いんだ
結局どちらの期待にも答えられず突き放された
それならもう一人の方が余程良い
少なくとも、今は
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あんかけうどん(プロフ) - タイミーさん» ありがとうございます！ファンアート大歓迎でございます！ぜひぜひ描いてくださいまし！ (6月20日 23時) (
レス) id: 8768b9e08b (このIDを非表示/違反報告)
タイミー(プロフ) - 後失礼ながら私ラドル君の見た目とても気に入ってしまったので描いても良いですか？ダメでしたらすみません💦 (6月20日 23時) (レス) id: 908dc4d734 (このIDを非表示/違反報告)
タイミー(プロフ) - 最新話まで追いつきました‼︎続きとても気になります‼︎無理せずに頑張って下さい(*´∀｀*) (6月20日 23時) (レス) id: 908dc4d734 (このIDを非表示/違反報告)
あんかけうどん(プロフ) - TRIXIEさん» ありがとうございます！これからどんどん転落していくのでかわいそかわいいラドルくんをどうぞよろしくお願いします！ (5月28日 15時) (レス) id: 8768b9e08b (このIDを非表示/違反報告)
TRIXIE - 続きが出ている...!有難うございます!貴方様の動かすランドールと夢主が大好きです! (5月28日 14時) (レス) @page15 id: 2c398aa4dc (このIDを非表示/違反報告)
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