わかってた（ジャックside） ページ26
「うん。アズールと契約してね。うなぎちゃん、別人になっちゃう時があるでしょ？だからそれを抑える薬を前に契約で貰ってた。その代わり、いつか何処かで仕事を手伝って貰うって事になってた。それが今回の事。でもそれとは別に、契約してたんだよ。」
「別……？」
「この前ちょろっとバラしちゃったし、多分もう勘づいてると思うけど……改めて言うよ。もう一人のうなぎちゃんとしてたんだぁ。体を手に入れる為に、うなぎちゃんを精神的に痛めつけてって。」
「っ！何てことを！」
「！？ジャック落ち着け！」
「おいやめろって！」
俺はフロイド先輩に掴みかかっただがデュースとエースに止められた
それでも俺は止まらない
止まれるわけがなかった
「離せ！あいつは……あいつは……ラドルの体を奪おうとしてるんだぞ！それを、そんな……ラドルの心を弄ぶような真似して楽しかったか！？ラドルは本気で！あんたらの事を尊敬してた！それをあんたらは……！」
「……ごめぇん。」
フロイド先輩は泣きそうな顔をしながら謝ってきた
その姿が意外で、俺は力が抜けてしまった
「……わかってたよ。こうなるって薄々さ。でも最初はそうなるなんて思わなかったんだよ。それに気づいたから今こうして協力してるし。けど……もううなぎちゃん俺の事嫌いになるかなぁ……駄目かなぁ……！」
震えるフロイド先輩を前に、またユウが口を開く
「ジャック、確かにフロイド先輩も加担してた。でも悪いのは何もフロイド先輩だけじゃないでしょ？ジェイド先輩や、アズール先輩だって噛んでた。フロイド先輩だけを責めるのは違うと思う。それに、気づけたからこそフロイド先輩は元いたあの面々から外れてまで協力してくれたんだから。」
ユウの言葉を聞いて少し頭が冷えてきた そうだ、確かに最初こそ他の奴らと一緒になってやってたが、後からラドルの為に動いてくれていた
「……確かに、フロイド先輩ラドルの事庇ってたわ。」
エースがふと言う
「確かに……ラドルが他の先輩達から罵られてた時に……」
「今にも暴れ出しそうなラドルをフロイドが優しく落ち着けてくれてたんだぞ！」
それを聞いてようやく俺は落ち着いた
そうだ、悪いのはフロイド先輩だけじゃない
どちらかと言うと残った他のメンバーのが問題だ
狙う獲物を間違えるとは、情けねぇな……
「……さーせんした。」
そう言って俺は手を下ろした
「あんがと……」
フロイド先輩はすこしぶっきらぼうにそっぽを向いてそう言った
それを見て俺達は気を取り直して、またあの博物館へと向かったのだった
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あんかけうどん(プロフ) - タイミーさん» ありがとうございます！ファンアート大歓迎でございます！ぜひぜひ描いてくださいまし！ (6月20日 23時) (
レス) id: 8768b9e08b (このIDを非表示/違反報告)
タイミー(プロフ) - 後失礼ながら私ラドル君の見た目とても気に入ってしまったので描いても良いですか？ダメでしたらすみません💦 (6月20日 23時) (レス) id: 908dc4d734 (このIDを非表示/違反報告)
タイミー(プロフ) - 最新話まで追いつきました‼︎続きとても気になります‼︎無理せずに頑張って下さい(*´∀｀*) (6月20日 23時) (レス) id: 908dc4d734 (このIDを非表示/違反報告)
あんかけうどん(プロフ) - TRIXIEさん» ありがとうございます！これからどんどん転落していくのでかわいそかわいいラドルくんをどうぞよろしくお願いします！ (5月28日 15時) (レス) id: 8768b9e08b (このIDを非表示/違反報告)
TRIXIE - 続きが出ている...!有難うございます!貴方様の動かすランドールと夢主が大好きです! (5月28日 14時) (レス) @page15 id: 2c398aa4dc (このIDを非表示/違反報告)
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