いてぇーよ… ページ17
若武side
な、んだよ、それ…。
「ほ、本当の話なのか…?」
震え声で二階堂さんに問いかける。
「あぁ、事実だ」
目を伏せてそう呟いた。
「………なよ(ボソッ)」
皆の目線が俺に向く。
「ふっざけんなよっ!
何が…完璧だっ!
完璧なやつなんかいねぇーんだよっ!
アーヤも…。
アーヤもなんで、助けを求めなかった!?
んなの……おかしいだろーがっ!!!」
ゼェ、ゼェ…。
(やっべ、目が涙で…霞む……)
他のやつらは、拳を強く握り、震わせていた。
中には、俺のように涙を溜めているやつも。
「恐らく、アヤが抱えてるものはこれ以上に重いよ。
それでも、君たちはアヤを助けようとする?」
そんなの…。
「決まってだろ。
俺たちは絶対にアーヤを救ってみせる」
それが、どんなに辛く、痛いことでも。
「俺たちは…仲間だからな!」
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アンジュ(プロフ) - ありがとうございます! (2018年11月19日 23時) (レス) id: bf4fe605a6 (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - この小説、大好きです!更新、楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年11月19日 11時) (レス) id: 28bd392d70 (このIDを非表示/違反報告)
アンジュ(プロフ) - 投票、応援に感謝desu! (2018年9月7日 23時) (レス) id: bf4fe605a6 (このIDを非表示/違反報告)
ふぶき(プロフ) - 私も2番でお願いします。これからも楽しみです!頑張ってください! (2018年9月6日 21時) (レス) id: 54c2af14f7 (このIDを非表示/違反報告)
アンジュ(プロフ) - 水族館に一票ですね! 緑野実鈴さん、投票をありがとございますっ! (2018年9月3日 15時) (レス) id: bf4fe605a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アンジュ | 作成日時:2018年8月7日 23時