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スズ ページ2

小塚side


KZ、渚「どういうことだ?」


僕たちは旅館でアーヤのことについて話しているところ。


机を囲むように座っている。

…アーヤと双子以外は。


「スズ、久しぶりだな!」

「元気だった?」


夕緋と千翠はアーヤ…(スズ?)は僕たちと離れているところでじゃれていた。


「うん! ユウヒおにいちゃんもチアキおにいちゃんもかっこよくなったね!」


なんか爆弾発言しているんだけど…。


「おい、麻倉! 説明しろ!」


それを見た若武は、イラつきながら麻倉蒼也さん
(一応先輩だからさん付け)に怒鳴るように言った。


「アヤは多重人格である。それはいいね?」



コクリと僕たちは頷いた。

「頻繁に変わるのがレイ。
そして、レイでも対処できない時はスズが出てくる」


「スズは精神年齢は止まっているのかい?」


本業である、二階堂さんが質問した。


「多分、5歳ぐらいだと思う」


美門が前のめりになり、


「レイはアーヤと共に成長しているんだよね?
なんでスズは?」と、発言した。


麻倉さんは少し考えるような仕草をした。


「……分からない」


そう言ったにも関わらず、僕には何故か、麻倉さんは何かを隠してると感じた。


皆の顔を見ると、僕と同じように疑いの目をしていた。


「本当に分からないんですか?」


上杉が、冷ややかな視線を麻倉さんに向けながら聞いても、


「あぁ」


と、たった一言だけ。


会話はここで止まってしまい、部屋には夕日の光によって、オレンジ色に染まっていた。

お医者さん→←天使



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アンジュ(プロフ) - ありがとうございます! (2018年11月19日 23時) (レス) id: bf4fe605a6 (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - この小説、大好きです!更新、楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年11月19日 11時) (レス) id: 28bd392d70 (このIDを非表示/違反報告)
アンジュ(プロフ) - 投票、応援に感謝desu! (2018年9月7日 23時) (レス) id: bf4fe605a6 (このIDを非表示/違反報告)
ふぶき(プロフ) - 私も2番でお願いします。これからも楽しみです!頑張ってください! (2018年9月6日 21時) (レス) id: 54c2af14f7 (このIDを非表示/違反報告)
アンジュ(プロフ) - 水族館に一票ですね! 緑野実鈴さん、投票をありがとございますっ! (2018年9月3日 15時) (レス) id: bf4fe605a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アンジュ | 作成日時:2018年8月7日 23時

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