黒バス短篇集＊ハナミズキ＊

虹村修造＊巡り合わせです【優香理さんリク】 ページ8

【虹村目線】



虹村「おまっ何で此処に！？」



オレが渡米してもうすぐ3年になる今日この頃
いつもと同じくバスケコートへ赴くと
アレックスと親しそうに喋っている見慣れた姿があった




アレックス「シュウ！待ってたぞ」
A「久しぶり〜」
虹村「いや『久しぶり〜』じゃねぇよ！何でいんだよ」
A「なっ、久しぶりに会う幼馴染にその言い草ですか！？」




失礼しちゃう〜なんてほざくソイツ
思いっきりデコピンをお見舞いしてやった←




虹村「いいから早く説明しろ」
A「ぼ…暴力反対…」←
アレックス「まあまあ、そこまでにしといてやれよ？仮にも相手は女子だぞシュウ」
虹村「うぐっ…」
アレックス「それにAは私が招いたお客さんなんだ」
虹村「客…？」




アレックスがAがアメリカ(ここ)へ来た理由を話してくれた

愛弟子(タツヤと確か…タイガとか言ったな)の試合を観に日本へ行った際にそのタイガの居る高校にAがいた事

話をしているうちにオレを知っている事をAに聞いたこと

オレの事聞いてくるAに対してアレックスが「実際に来てみるか？」と誘った事






虹村「ずいぶん色々あったんだな…」
A「まあ、WCで忙しかったからこっちに遊びに来るの遅くなっちゃったけどね」
アレックス「まあ、頑張ってたからなAは
こっちにいる時は気楽にしてりゃいいさ」




おおらかに笑うアレックスにつられて俺達も笑いあう




内心来てくれて嬉しいと思ったなんて言わねぇけどな

でも、




虹村「Well come to USA!!ってことで、楽しんでけなA」



俺の思い出がまた一つ

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