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喧嘩 ページ10

まき様 リクエストありがとうございました!
田「あ、ちーびちーび」

『田村先輩...先輩もそこまで身長高くないですよぉ??』

これが私の日常、後輩のAに喧嘩をふっかけて話す。それぐらいしか関わる方法がないのだ。

つまり、私は口下手なのだ。意中の人に対し目を見てちゃんと話すこともできなければアピールもできない。きっとAは私が貴方を好きなことを気がついていないだろう。


そんな曖昧な関係なままでいたある日のことだった。


『は、はぁ...』

滝「そうなのだよ!それでな...あ、あっちに...」

Aが滝夜叉丸に捕まっていた。
そして手を引いてどこかに行こうとしていた。

その時私の中で何かがプツリと切れた。

田「滝夜叉丸どけ」

私は滝夜叉丸の手をAから振り払い、今度は私がAの腕を掴んだ。
そして少し強引に人気のない方へと連れていった。

Aは戸惑っているようだったが、私はそんなことより怒りの感情が強く気にも止めなかった。


2人っきりの空間。気まずい雰囲気が流れる。
なんと言い訳をしようか考えていた私より先に口を開いたのはAだった。

『先輩、助けてくださりありがとうございます。』

予想とは違う言葉に驚いた。また喧嘩になってしまうのではと少し心配していたからだ。

田「べっ別にお前の為にやったんじゃ...」

『せーんぱい』

ニコニコと笑いながら近づいてくる。
1歩、また1歩と近づく度に心拍数が上がっていく。

chu

頬にキスをされる。顔がボッと赤く染る。

田「なっ...えは??」

『バレバレなんですよ〜だ。』

そういたずらに笑いどこかへ行ってしまった。
これは期待してもいいのだろうか...。




ああああああああああああああああああああああああやってしまった。
顔を真っ赤にして先輩に背を向けて歩く。周りのみんなが田村三木ヱ門先輩が私のことを好きだと聞いてつい意地悪したくなって頬にキスをしたが、やはり恥ずかしい...。でも...。

『好き...なのかな。』

口に手を当てる。口角が自然に上がるのも、今ふわふわとした気分なのも全部先輩のせいだ。

君の好き→←続き


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プリッチ(プロフ) - れいえんさん» 嬉し過ぎます!!!!! (2020年10月26日 11時) (レス) id: 9b7dfff63e (このIDを非表示/違反報告)
れいえん(プロフ) - いい作品でした! (2020年10月26日 1時) (レス) id: 037f0561e6 (このIDを非表示/違反報告)
プリッチ(プロフ) - emonuさん» 結婚だ (2020年10月25日 23時) (レス) id: 9b7dfff63e (このIDを非表示/違反報告)
emonu(プロフ) - 最高です!! (2020年10月25日 23時) (レス) id: b76a38095e (このIDを非表示/違反報告)
プリッチ(プロフ) - まきさん» わかりました!!ゆっくり書かせて頂きます!いつもリクエスト本当にありがとうございます! (2020年9月2日 20時) (レス) id: 9b7dfff63e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:プリッチ | 作成日時:2020年7月21日 15時

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