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シオンside
放課後モストロ・ラウンジ
アズール「いらっしゃいませ。今日はどう言ったご用件で？」
相変わらずのアズールの笑顔。
胡散臭くて可愛いなぁ。
アレク「普通にくつろぎに来ただけだ。飲み物は適当でいい。どこに座ればいい？」
アズール「ではこちらへどうぞ。」
フロイド「あ〜、クリオネちゃんだ〜。」
『おや、フロイドじゃないか。今日はジェイドはいないのかい？』
フロイド「ジェイドはあっちで接客してるよ〜」
『そうか。また後でね。』
フロイド「じぁ〜ね〜。」
アレク「ハーツラビュルですか？」
お、副寮長もだんだん鋭くなってきたね。
フック船長の右腕に近付いてるんじゃないかな。
『見ただけでもかなり首輪付きがいたからねぇ。』
アレク「ハイレイン君にまでいかなければいいんですが。」
アレクは優しいなぁ。
アレク「寮長だってお気に入りには優しいじゃないですか。」
『あれっ、声に出てた？』
アレク「顔に出てました。」
顔にか、気を付けよう。
でも、お気に入りには優しい、ねぇ。
残念だけどそうではないかも。
『万人に優しくしたらメリットがあるの？』
アレク「……寮長らしいですね。」
『強いほうにつくのは当たり前。数人にしか優しくしないのは自分の価値を下げない為。優し過ぎれば過ぎたで駄目。まぁ、ある程度の優しさなら沢山あげるけど。』
だから優しくするのは未来のある奴らだけでいい。
カリムとかイデアとか、それこそマレウスとか。
アレク「それで、俺の飛ばしますか？」
『見たい、と思わないの？あの良い子ちゃんの裁判。私は見たいなぁ。絶対面白いから。』
今まで積み重ねたもの全てに裏切られる。
その時良い子ちゃんはなんて思うんだろう。
絶望して絶望してその果てに何を知るんだろう。
アレク「じゃあ飛ばしましょう。」
『ありがとう。飛ばすのは明後日ぐらいかなぁ。』
アレク「分かりました。」
さすが私の腹心。
歪んでしまった私について来れたのは君だけだよ。
『ジェイド、追加でお願い。アレク、奢るわよ。』
アレク「ありがとうございます。」
本当に私の第六感は頼りになるなぁ。
楽しみが多すぎて笑いが止まらないよ。
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魔朝 - 夢主が超絶かっこよくて大好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2021年1月19日 16時) (
レス) id: 7770b6a244 (このIDを非表示/違反報告)
翔 - 長らく放置してしまい本当に申し訳ありません。ご指摘をいただいた箇所なのですが、ポンコツ過ぎて何処だドコだ状態になっています。きちんと直すのでしばらくお待ちください。ご指摘ありがとうございました！ (2021年1月8日 0時) (レス) id: 7ada767ec5 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - この小説、面白いです！忙しいと思いますが、更新よろしくお願いします。 (2020年10月3日 17時) (レス) id: 40c5cf4ec4 (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しいです。更新してくれると嬉しいです。待ってます。 (2020年8月4日 12時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
ミラン - グリムのところがリドルになってるよ！ (2020年7月17日 22時) (レス) id: ce6225b33b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翔 | 作成日時：2020年4月1日 22時
