自由を求める精神【ツイステ】

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シオンside

放課後 モストロ・ラウンジ


『くくっ、カイ、何してるんだ？』

アレク「放課後までご苦労だな。」


カイ「寮長にアレク先輩、いらっしゃいませ。」


魔法が使えない1人、ユウだったかな？
確かにその子だけ居ないな。

『席で待つか。』

アレク「ハイレイン、よろしく。」








ユウ「ちょっとオトナな雰囲気だね。」

ジャック「こっからはマジで敵の縄張りだ。気を抜くんじゃねぇぞ。」


お？サバナクローのジャックまで来たのか。


『ふふっ、大集合だなぁ。』

アレク「あの子だけ正義感強そうですね。ハウルは真面目と言うより意識の高い面倒な人って感じです。」

『面白くなりそう。』



少し会話を聞いていると、思った通り面白くなって来た。



『ふはっ、最高だよ。』


エース「えっ？シオン先輩！？アレク先輩も！」

ユウ「いつから…」


アレク「結構前からだよ。頭のイソギンチャク、新しいファッションか？」

エース「なっ違います！」



ジェイド「これはこれは、アズールとの契約無しで満点1位を取ったアレクとシオンさんではありませんか。」


ふふっ言ったなぁ。


カイ「はぁ！？満点1位！？」

アレク「ローズハートもだぞ？」

デュース「寮長の満点1位は納得してしまった。」



アレクが呆れた目でこちらを見る。

悪いな、1人でも多くする為と、頭が良いって言う認識を植え付けたくてなぁ。



『それにしても、ユウもジャックも優しいなぁ。手伝いか？』


ユウ「さ、さすがにやり過ぎだと思ったので。」

『それでもだよ。ねぇアレク？』



アレク「俺に振らないで下さいよ。でも確かに、
俺なら自業自得って一喝するけど？」

ユウ「まぁ。」


へぇ。そこで濁すんだ。
目線でアレクに合図を送る。


もっとやれ。

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