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シオンside
何故ムカついたのだろう。
何故見たくないと思ってしまったのだろう。
柔らかくなった。
雰囲気も変わっていた。
『面白くない。』
イライラするなぁ。
『さて、レオナのところに行こうかなぁ。』
いつも通りの声を出して、
いつも通りの顔をして。
ほら、シオンの完成。
心のどこかで叫んだ何かには気づかないふりをした。
植物園、温帯ゾーン
『レオナァァ〜。』
大体あいつはここに居るからなぁ。
おっ、やっぱり居たね。
レオナ「チッ、うるさいのが来た。」
ラギー「えっ？どういうことッスか。」
『それは私のことかな？』
ラギー「うわっ！シオン先輩！」
耳が裏返った。ラギーも可愛いなぁ。
『ラギー、元気にしてたかい？』
ラギー「あ、はいッス。」
ラギーは私と同じくらいの身長だからよく頭の撫でる。最初は嫌がっていたけど、今はもう慣れたようだ。目を細めて、可愛いなぁ。
レオナ「何しに来た。」
『あぁ、ごめん。忘れていたよ。レオナにはトレイン先生から伝言があってね。まぁ、何を言われるかは分かっているだろう？』
レオナ「あの面倒くせ〜補習に出ろってか？」
『大正解だよ。』
さすがレオナ。カリムとはまた違ったものがあるね。
レオナ「俺は出ねぇぞ。」
『分かった。じゃあトレイン先生に留年の手続きをしてもらおっか。』
レオナ「はぁ？新学期始まったばっかだろ。」
それくらい溜まってるってことだよ。
ヴィルも呆れてたなぁ。
『いつだったか、私はレオナを先輩と呼んでいたのに。』
ラギー「えっ？何かあったんッスか？」
レオナ「分かったよ。出ればいいんだろ出れば。」
ふふっ、ごめんねラギー。留年の事はレオナとマレウス以外秘密なんだ。
『私はちゃんと伝えたからねぇ。』
それにしても、レオナ面白いことするなぁ。
アレクの報告通りだったよ。
問題児新入生かぁ。
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魔朝 - 夢主が超絶かっこよくて大好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2021年1月19日 16時) (
レス) id: 7770b6a244 (このIDを非表示/違反報告)
翔 - 長らく放置してしまい本当に申し訳ありません。ご指摘をいただいた箇所なのですが、ポンコツ過ぎて何処だドコだ状態になっています。きちんと直すのでしばらくお待ちください。ご指摘ありがとうございました！ (2021年1月8日 0時) (レス) id: 7ada767ec5 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - この小説、面白いです！忙しいと思いますが、更新よろしくお願いします。 (2020年10月3日 17時) (レス) id: 40c5cf4ec4 (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しいです。更新してくれると嬉しいです。待ってます。 (2020年8月4日 12時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
ミラン - グリムのところがリドルになってるよ！ (2020年7月17日 22時) (レス) id: ce6225b33b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翔 | 作成日時：2020年4月1日 22時
