6話 ページ7
Aside
そして説明後一番最初にブルーロックに走ってきたのがさっきの吉良良介(多分)の隣にいた潔世一(だったはず)。
私が言うのもなんだけどよく
そして召集された300人全員のブルーロックプロジェクト参加が決定した。
...本音を言ってしまえば少しでも参加者が減って願わくば私の脳内からそのデータを消したかったんだけど...しょうがないか
足音がする。誰か来たのか？一応麻酔をすぐ打てるように準備を...
?「結局300人全員参加になりましたね..」
アンリさん？いや油断は禁物。ボイスチェンジャーの可能性もある。
ｳｨｰﾝ
ドアが開いた。
入ってきたのはアンリさんと絵心さんだった。
帝「あ、Aちゃんどうだった？」
『特に問題なく進んでました。』
絵「Aちゃん」
『はい。』
ヤバ、微妙に戦闘体制とってたのバレた？
絵「誰か目に止まった選手はいたか？」
...とりあえずバレてはなさそう。良かった。
...これは、試されてる？
この回答次第で今後の私の待遇が変わるかもしれない。
まあ私が気になった選手は一人くらいしかいないから答えは変わらないけど。
A「...潔、世一です。」
絵「！...そうか。」
一瞬だけ絵心さんが驚いたような顔をした。そんなに意外か。失礼な。
絵「これから��オニごっこ��を始める。」
いよいよかぁ。ちょっと緊張する。
『それで私はどうすればいいんですか？』
絵「まず最初に自己紹介してもらってその後は基本モニター前で待機。怪我人出たら処置向かって。」
『わかりました。』
自己紹介終わったら基本は待機ね。
絵「やあやあ才能の原石共よ」
こうして地獄のオニごっこが始まった。
絵「〜で、これからお前らのボディガードをするAちゃん。」
『こんにちは。今日からみなさんのボディーガードを務めるAです。どうぞよろしくお願いします。』
画面の向こう側からはおおーとか女子!?とか色々聞こえるが特別問題は起きていなさそうだった。これでひと安心。
絵心さんが1次セレクションの説明を終え、ついに1次セレクション開始。
ちなみにこの部屋のサイズどっかで見たなーって思ってたらゴールエリアのサイズで136秒っていうのは一人が試合の中でボールを保持できる時間だった。
...つくり込みが凄い。どんだけお金かけたんだブルーロック...
今のところ面白そうなのはチームZだね。
蜂楽(心の中で勝手に呼び捨て)のドリブルは凄いってネットで見たけどほんとに凄いんだな...
でもやっぱり一番凄いのはそれに感化されて吉良を狙いに行く潔だね。
...ブルーロック、案外面白いかも。
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作者名：本好き | 作成日時：2023年3月10日 18時
