タイトル57 ページ9
神威side
神威「んん、ん…ふぁぁ〜」
夜明けと共に目覚めた…のかな
時計を見る限りは3時前後
ここは宇宙だから朝も夜も無い
たまに感覚が可笑しくなるときがある
そう言えばAも入ってきたばかりの時、時間の感覚が狂うと言ってた気がする
そう言えば熱
下がった気がする
全然頭痛くないしボーッとした変な感覚もほとんどない
多少頭のなかがホワホワと浮いているように感じるのは寝起きと言うことも関係しているだろう
んっ
すると隣から聞き覚えのある声が聞こえた
神威「A」
そこには俺の手を握って幸せそうに寝ているAがいた
そこで俺は起きたときから手がやけに温かかったのはコレのせいか、と理解する
本当に幸せそうに寝てるな
本当ならAを起こしてゴハンを作って貰おうかと思っていたけど予定変更
Aに気づかれないようにそっと握られている手を離してベッドから降りる
手を離すときAが寝言で俺の事を呼んできてかなりヒヤヒヤしたがそれと同時に堪らなく愛おしさが押し寄せてきて手を離すのが無性にもったいなく感じたが…
やはり空腹には負ける
そのあとひっそりと部屋を後にした
なんだか泥棒みたい
そんなことを考えながらキッチンへと向かう
流石にこんな時間には誰も起きていないだろう
そう考えて俺は人生初の試み
料理と言うものをしてみることにした
神威「うわっ……」
キッチンにたどり着いてまず一番最初に目に飛び込んできたのはシンクだった
そこにはとても食べ物とは言えない暗黒物質みたいなものが積み重ねてあった
別に誰だろうと構わないがせめて片付けてほしい
そう思いながら目を細め良く見てみる
神威「………っ」
シンクのを良く見てみるとそこには何個か原型を留めているものもあり、それはすべて
"お粥"だった
そのお粥?の山を見ると今の今まで堪らなく不愉快な気分になっていたのに今は全く反対
堪らなく嬉しい
神威「……本当に勘弁してよネ」
普段ならこんなもの見ても不快なだけなのに
何故なのだろうか
顔のにやけが止まらないのは…
その後俺はその暗黒物質をキレイに片付けて適当にメニューを見ながら感覚的なものを使ってオムライスを作ってみた
するとそれは思いの外上手く出来て
本当は駄目だろうけど
"俺のがAよりセンスあるネ"
そんなことを考えてしまった
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アルト - 神威可愛い☆(≧∇≦) (2015年5月3日 8時) (レス) id: 81671f2dbe (このIDを非表示/違反報告)
神凪(プロフ) - サド丸さん» あ、忘れてました。コメントありがとうございます…( ;∀;) (2015年2月11日 11時) (レス) id: 8b0f54bffb (このIDを非表示/違反報告)
神凪(プロフ) - サド丸さん» 大丈夫です!!この作品書きながら日々私も鼻からケチャップ出してますんでっ(`・ω・´)← (2015年2月11日 11時) (レス) id: 8b0f54bffb (このIDを非表示/違反報告)
サド丸(プロフ) - え・・・なにこれ、え、神凪さんは、私のことを殺.したいの?萌え殺.したいの?死.にますよ?!キュン死.にますよ?!神威かわいすぎるやろぉぉ!あ、やば!鼻からケチャップが(( (2015年2月11日 2時) (レス) id: 3b7dd2a686 (このIDを非表示/違反報告)
神凪(プロフ) - いちご姫@さん» ありがとうございます!!これからも頑張らせていただきますねっ(゚ー゚*) (2015年2月10日 20時) (レス) id: 8b0f54bffb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神凪 | 作成日時:2015年2月6日 1時