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タイトル61 ページ13

神威side


「…………………………………………」


Aが走って部屋を出ていった後

俺はしばらくその場に突っ立っていた



ガチャ


阿伏兎「失礼しま〜す…」





すると阿伏兎が部屋に入ってきた

阿伏兎は俺を見た後視線をベッドに移しその後部屋全体をキョロキョロと見渡して


阿伏兎「あれ、嬢ちゃんは?」


と言った




神威「あぁ、帰ったヨ」



俺自身良く状況がわからないので、必要最低限のことを話す


すると阿伏兎は急にオドオドし始めた


阿伏兎「もしかしてオジサン

邪魔しちゃった感じ?」



そこで阿伏兎の行動の理由がわかった



阿伏兎は勘違いしてるんだ




さっきのことを



普段ならわざわざ誤解を解こうなんて考えないけど

Aは嫌みたいだし

取り敢えず誤解を解く


神威「違うヨ

それとさ、別にそう言うアレじゃないから

変な誤解はよしてよネ」



そう言うと阿伏兎は安心したようにほっと息をついた





そういえば誰かのためにこんなに頭を使うのは初めてなのかもしれない


まぁある意味当たり前だよネ





だって俺はきっと


Aに








"恋"してるから




前までは自分の気持ちを知らないふりをしてたけど

もう隠すのに



疲れちゃったんだよネ




でも分からないことがある

神威「ねぇ、恋ってやつはどうすれば叶うのかな」




俺はこの感情の処理のしかたがわからない



阿伏兎は心底驚いたような顔をして目を白黒させている




阿伏兎「…あのね、団長もね、思春期真っ只中の青年な訳だからね、そういう悩みもね、増えてくると思うわけ

でもさ


何で俺?」


阿伏兎はボリボリと頭をかきながら困ったように聞き返してくる



神威「やっぱりこう言うときの阿伏兎だと思ってネ」




阿伏兎「いやおかしいだろ。こう言うときのってどう言うときだよスットコドッコイ」


神威「まぁまぁ、それより本当にどうすればいいの?」


結構混乱している様子の阿伏兎を無視して再度問いなおす



阿伏兎「もうさ、要するに愛の告白的なものをすればいいんじゃないの?
シンプルに自分の気持ちをぶつけてみりゃァ良いじゃねぇか」



若干適当なところもあるけど


つまりは自分の気持ちをそよまま伝えれば言い訳だよネ

神威「ありがと阿伏兎、参考にするヨ」


そう言って俺は自分の部屋を後にした









阿伏兎「……ありがとなんて団長に言われたの初めてだな」

すいませんっしたァァァァァァァ!!!!→←タイトル60



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アルト - 神威可愛い☆(≧∇≦) (2015年5月3日 8時) (レス) id: 81671f2dbe (このIDを非表示/違反報告)
神凪(プロフ) - サド丸さん» あ、忘れてました。コメントありがとうございます…( ;∀;) (2015年2月11日 11時) (レス) id: 8b0f54bffb (このIDを非表示/違反報告)
神凪(プロフ) - サド丸さん» 大丈夫です!!この作品書きながら日々私も鼻からケチャップ出してますんでっ(`・ω・´)← (2015年2月11日 11時) (レス) id: 8b0f54bffb (このIDを非表示/違反報告)
サド丸(プロフ) - え・・・なにこれ、え、神凪さんは、私のことを殺.したいの?萌え殺.したいの?死.にますよ?!キュン死.にますよ?!神威かわいすぎるやろぉぉ!あ、やば!鼻からケチャップが(( (2015年2月11日 2時) (レス) id: 3b7dd2a686 (このIDを非表示/違反報告)
神凪(プロフ) - いちご姫@さん» ありがとうございます!!これからも頑張らせていただきますねっ(゚ー゚*) (2015年2月10日 20時) (レス) id: 8b0f54bffb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神凪 | 作成日時:2015年2月6日 1時

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