密室 ページ9
2人の関係→恋人
敦side
今日は彼女のAとショッピングモールへやって来た。
何でも、Aが好きなバンドがミニライブを演るとかで、誘われたのがきっかけだった。
ライブ前は「楽しみだね」等の会話をしていたのだが、始まるとAは当然の事ながら、其のバンドの方をずっと見て目を輝かせていた。でも…
…少し位僕の方を見て欲しかった。
勿論そんな事は本人には到底言えない。
敦(何てヘタレ…!僕!)
A「あ、エレベーター来た」
【inエレベーター】
A「其れでね!矢ッ張りボーカルの蒼が本っ当格好良くてね!でも偶に天然で!其れで!」
…またか。あのバンドの話。
貴女は…気付いていますか?僕が、嫉妬して居る事に_______
A「あ!でもドラムの花ちゃんも好き!あの子は歌もルックスもさいこ(ガタンッ)!?」
突然、電気が消え、エレベーターも動作を止めてしまった。
敦「な、何!?」
もしかして停電…?と思っていると、誰かが抱きついて来た感触がした。
敦「!A?」
A「〜〜〜!!」
如何やら物凄い速さで首を横に振ってるらしい。
敦「…もしかして、暗いの無理?」
A「……ぅん」
敦「…取り敢えず座ろっか」
僕は手摺を頼りにその場に腰を下ろした。
敦「………」
A「…グスッ」
結構経つけど、Aは一向に離れず其れ処か段々抱き着く力が強くなってる気がする…。後は……
敦(…む、胸が…//)
一寸した音で彼女は反応し、更にこっちへ来る。
敦(…そろそろヤバい…///)
この時、僕の中にある理性と云う名の糸が切れた音がした。
そして、Aを隅に追い込んだ。
敦「A」
A「な!何…?」
僕が名前を呼ぶと彼女は肩を震わして応えた。
敦「僕はさっき、嫉妬した。Aが僕の方を見てくれないから。でも今は……君を独り占め出来る。し放題だ」
僕は彼女の顔を確認して、両手で包んで見せた。
するとAは僕の手が冷たかった所為か「ひゃぅ」等の可愛い声を出した。
敦(本当可愛過ぎ…)
そう改めて感じ、唇を近付けた其の時_____
??「あれ?君達何やってるの?」
振り返るともう電気が点いていて、ドアも開いていた。そして其処に居たのは…
敦「太宰さん!?」
太宰「ほらそんな隅に居ないでー。仕事だよって…あれ?」
其の時太宰さんが見たのは、顔を真っ赤にさせた僕等だった。
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カッキー(プロフ) - かもめさん» 有難う御座います(*^_^*)こんな作品でも暖かく見守って下されば幸いです(о´∀`о)此れからも宜しくお願いします(`・ω・´)b (2017年5月15日 20時) (レス) id: 9fcd2f76d9 (このIDを非表示/違反報告)
かもめ - 敦君大好きです!敦君のせいで好きなタイプも可愛いに変わりましたし、こういう敦君ばっかりのやつ探してました。これからも頑張ってください! (2017年5月15日 19時) (レス) id: c2431b68f2 (このIDを非表示/違反報告)
カッキー(プロフ) - 雨人さん» 有難う御座います!!私も現実へ…と思い、何度画面に手を伸ばした事か…笑笑 (2017年3月20日 19時) (レス) id: 9fcd2f76d9 (このIDを非表示/違反報告)
雨人 - 私も敦君愛してます! 現実にいればいいのにと何度思ったことかw ってゆうか現実にいたら私が何やるか、、私通報されますね♪w 小説本当に面白かったです!!また見たくなる小説でした♪ (2017年3月20日 18時) (レス) id: 463c41a80b (このIDを非表示/違反報告)
カッキー(プロフ) - ★おはし★さん» 有難う御座います(*^_^*) 私も敦くん愛してます(^ー^)ノ (2017年3月14日 7時) (レス) id: 9fcd2f76d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カッキー | 作者ホームページ:http://anime428
作成日時:2017年1月4日 13時