敦くん短編集だってばよ。【文豪ストレイドッグス】

手作り ページ3

２人の関係→恋人

敦side


今日は彼女、夏目Aちゃんの家にやって来た。
元はと言えば太宰さんが…



太宰『ねー敦くん』



敦『何です？』



太宰『Aちゃんと付き合い始めてどれ位だっけ？』



敦『急ですね…えーっと、、３ヶ月位ですかね』



太宰『で？何処まで進んだの？』



敦『何を急に…！……キス、まで//』



太宰『じゃあ、Aちゃんの家には行った？』



敦『…まだです』



太宰『はぁー…駄目だなー。敦くんは』



敦『はい？』



太宰『彼氏になったのなら、家位軽く行っとかないと』



敦『ゔっ…太宰さんは何が言いたいんですか』



太宰『いやだから、今度のお休みにAちゃんの家に行きなよって話』



敦『今度のですか！？』



太宰『うむ！しかもAちゃんには秘密で』



敦『黙って行くんですか！？』



太宰『そっちの方が絶対喜ぶし、驚くよ〜』



敦『でも…』



太宰『ほら行け！敦くん！このまま何も進展しなくて良いのかい？』



敦『………』



と言う訳で来てしまった…
今思うと、何であんな単純な言葉で来てしまったのか自分でも不思議だ…



敦「はぁ……よし！」



まあでも此処まで来ちゃったんだし、行くしかないか…！



ピーンポーン



震える手を抑えながら押したインターホンの音が響く。
暫くするとガチャ、と音を立ててドアが開かれた。



A「はーい。って…え」



敦「…どーも」



A「え、ど、どうしよう…あ敦くんだ…！ちょ、ちょっと…ちょっと待ってて！！」



バタン



敦「……あ、うん」



……来て良かったな。

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