168話 お礼 ページ19
A「やっぱこれじゃない？」
荒北「なァんでそんなに詳しいのォ？」
A「お父さんがゴルフ大好きだったからね。」
こんなところで役立つとは思わなかった。
荒北「ヘェー。でも俺、親父の手のサイズ知らねぇヨ？」
A「私は知ってる。」
荒北「えっ？」
A「これでもメカニック兼元サイクル日野のアドバイザーでしたから？」
荒北「それがなにィ？」
A「ﾌﾌｯ。グローブを買いにきた人の手のサイズは目でだいたい測ってたの！これが結構正確なんだよ！？」
荒北「なんでそんなムダにハイスペック、、、。」
A「ん？」
荒北「スミマセンデシタ。」
A「で、どうする？買う？」
荒北「ンじゃあ買うネ。」
A「うん！」
なんだかんだで、嬉しそう。
そんな靖友を見てたら思わず笑みがこぼれた。
買い物を終えて店の外に出た。
A「もう１０時半か。じゃあ帰る？」
荒北「ん、もうちょっと付き合ってヨ。」
A「ん？いいよ。」
すると、靖友は私の手を引いて歩き出した。
着いたのは、横浜某所のでっかい綺麗なツリーのところ。
A「う、わぁー、、、！！」
荒北「今日付き合ってくれたお礼だヨ。」
A「ありがとう！！」
しばらくツリーに見とれていると、不意に靖友が「Aっ。」と呼んだ。
、、、え？
A「今っ、、、！」
驚いて横を向くと同時に目の前に靖友の顔が見えた。
なんか、唇に、、、。
私から離れた靖友は真っ赤で、右手で口元を覆っていた。
まだ唇に感触が残ってる、、、。
A「っ〜〜〜！？」
徐々に顔に熱が集まっていくのがわかった。
A「えっ、あっ、、、。」
荒北「うわァ、、、思ってたより恥ずかしいネ。」
そう言うと、私を引き寄せて抱きしめた。
A「や、靖友？」
荒北「好きだヨ、、、A。これからも、ずっと、俺が守るからァ。」
A「は、反則だよ！いきなり呼び捨てなんてっ、、、！」
荒北「しーらネ。」
A「っ〜！よ、よろしくお願いします。」
その後、私と靖友は手を繋いでゆっくり帰りました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 175人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナッツ(プロフ) - みやさん» コメントありがとうございます！！いつも読んでくださりありがとうございます！わわ！遥兄さん！！嬉しいです！！本当に嬉しいです！！わ、いい！背景まで！！ありがとうございます！！感謝感激です！！これからも頑張って更新しますのでよろしくお願いします！！ (2015年1月12日 14時) (
レス) id: a5a9d60e83 (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - いつもドキドキしながら見させていただいてます！ご勝手ながら遥さん書かせていただきました。好きです兄さんhttp://uranai.nosv.org/img/user/data/b/1/9/b195743f0b980b12192eb568dea7f479.jpg 見ていただけたら幸いです… (2015年1月12日 13時) (レス) id: 595554dbff (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - まっちゃんさん» コメントありがとうございます！ここまで読んでいただけて嬉しいです！感動していただけて嬉しいです(*´▽｀*)ですよね！荒北さんかっこいいですよね！(`・ω・´)ｷﾘｯ (2015年1月6日 22時) (レス) id: a5a9d60e83 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん - 全部見ました。むっちゃ感動しました。やっぱり、荒北さんかっこよすぎます///。 (2015年1月6日 21時) (レス) id: 1058303ce5 (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - アシ(元サチコさん» コメントありがとうございます！！なんだかんだで４までこれました！ｗだ、大丈夫ですかΣ(ﾟ□ﾟ;)荒北さん最高ですよねΣd(´∀｀*） (2015年1月3日 11時) (レス) id: a5a9d60e83 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
