今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:13,856 hit
小｜中｜大
5話 バカなの？ ページ7
その後、私は何度も危険と思われる人物を消そうとしたが、その度に彼は私を止めた。
A「お前はなんなんだ？お人好しなのか？」
沢田「え！？」
A「身の回りの危険を平然と受け入れて、私が消そうとすると慌てて止める。なんだ？バカなのか？」
沢田「ばか！？」
リボーン「理解できねぇか？」
A「あぁ。理解に苦しむな。」
リボーン「これが沢田綱吉って男なんだぞ☆」
A「、、、変なの。」
沢田「そんなに変ですか！？」
A「それで殺されたらどうすんの？」
沢田「えぇ！？えーっと、、、考えたことないや。」
そう言って、彼は笑った。
ますます理解不能。
A「やっぱりバカなの？」
沢田「双熾さんも、バカになってみる？」
A「は？」
沢田「友達や仲間とバカみたいな毎日を過ごすだけで、楽しいよ？」
A「、、、楽しい？」
沢田「そうだy「くだらないな。」え、、、？」
A「仲間？友達？くだらない。感情や仲間とかそういう類のものは、己の刃を鈍らせる。」
リボーン「、、、。」
そう、信じられるのは己のみ。
私はそうやって生きてきたんだ。
物心ついた時には、私は一人だった。
感情を持ち合わせていた頃は、よく泣いていた気がする。
でも、そういった物に揺らがされて命を落としかけた時、それらは全て無駄と知った。
そして、私は全て捨てた。
私は、この苦無と己の力だけで生き残ってきたんだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 19人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
