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11話 いつぶりだろう ページ13
沢田「確かに、今までたくさん感情を押し殺して、依頼された人や危険と感じた人を殺してきたのかもしれません。」
やめて。
沢田「それでも、彼女だって人間だし、危険なことなんか何もしてない！彼女は、自分にとって危険人物、そして依頼された人物以外は殺してないんですよ！！」
それ以上言うな、、、。
沢田「どこが危険なんですか！？俺が殺されかけたのも、依頼だったからなんですよ？それに、マフィアなんてみんな人殺しじゃないですか！」
A「黙れ！！それ以上何も言うなぁ！！！！！」
沢田「双熾さん！もうやめよう！？もう苦しむ必要はないんだ！君の過去に何があったのかなんてわからないけど、もう感情を押し殺さなくていい！！」
何なんだこいつは！
沢田「何かが怖いなら俺が守る！居場所がほしいなら俺たちが居場所になる！人が信じれないなら俺たちが代わりに信じる！だから、もうやめよう！！」
A「、、、うざ。」
沢田「え！？」
いつ振りだろう。
こんな暖かい気持ちになるのは。
A「ホント、お人よし。」
いつ振りだろう。
私が、、、涙をこぼすのは。
A「うっ、、、ふぇえぇぇぇ、、、。」
泣きじゃくり始めた私を、沢田綱吉はそっと抱きしめてくれた。
それに甘えて、今までの分すべて吐き出すかのように、私は泣き続けた、、、。
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