68話 あなたの名を呼ぶ ページ19
起きると、Gさんが本を読んでいた。
A「あれ、、、Gさん？」
G「お、起きたか。気分はどうだ？」
A「良いですよ！あの、ｼﾞｮｯﾄさんは、、、？」
G「客の対応をしてる。」
お客さん、か。
A「あ、ちょっとお手洗い行ってきますね！」
G「おー、転ぶなよ。」
A「馬鹿にしないでください！」
そんな会話をして私たちは笑い合った。
そして、リビング付近のトイレに入って出てきた時だった。
リビングが騒がしいことに気づいた。
心配になった私はリビングを覗いてみた。
A「ｼﾞｮｯﾄさん、、、？」
ｼﾞｮｯﾄ「！？A！？」
次の瞬間、私は首筋に冷たいものを感じていた。
恐る恐る見下ろすと、ナイフが突き付けられていた。
金沢「動かないでください。」
本田「でかした！金沢！」
雨月「っ、、、！」
な、なに？
誰？
A「ｼﾞｮｯﾄさんっ、、、！」
金沢「君かな？例の不老不死は。」
A「え、、、？」
刹那、右腕に激痛が走った。
A「いあぁあああ！！！！！！」
見ると、ナイフが深々と刺さっていた。
ｼﾞｮｯﾄ「やめろ！！！」
A「っああ、、、！ｼﾞｮｯﾄさん！ｼﾞｮｯﾄさん！！」
私は痛みに涙をこぼしながらｼﾞｮｯﾄさんを呼んだ。
本田「おぉ！瞬く間に傷が治っていくぞ！！よし、このまま連れていくぞ！」
ｼﾞｮｯﾄ「お前ら、、、！！」
やだ、助けて、、、。
その時だった。
「きたねぇ手で触ってんじゃねぇよ。」
雨月「A！目を閉じて！！」
言われるがままに思いっきり目を閉じると、パァン！という凄い音と男の絶叫が聞こえた。
火薬の匂いがする、、、。
そして、私は誰かに引き寄せられた。
「A、大丈夫か？」
A「Gさん、、、？」
G「あぁ。まだ目は開けるなよ？これからリビングの外に出すから、外にいるﾗﾝﾎﾟｳとしばらく部屋に戻ってジッとしてろ。」
A「は、はいっ。」
そして、私は押されてどこかに移動して直に後ろからドアの締まる音がした。
そっと目を開けると、いつもの廊下にﾗﾝﾎﾟｳさんがいた。
ﾗﾝﾎﾟｳ「さ、行くんだものね。」
A「はい！」
私は振り返らずに部屋へ向かった。
その方がいいと、思ったんだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 119人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナッツ(プロフ) - CANさん» コメントありがとうございます！そしてこの長編を最後まで読んでくださってありがとうございました！！そう言っていただけてとっても嬉しいです( ´;ω;` )これからも地道に頑張ります！ありがとうございました！！ (2017年6月20日 19時) (
レス) id: 1a0f8a5632 (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - 本当に面白かったです。こんな良い作品を作れるなんて羨ましい限りです。他の作品も楽しみにしてます！ナッツさん、ありがとうごさいます！ (2017年6月20日 19時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - 蜜柑さん» コメントありがとうございます！！そしてこんな長編を徹夜して見てくださってっ、、、感謝感激です(´;ω;`)ﾌﾞﾜｯ加えてリクエストまでありがとうございます！！そうですね、今少し忙しくてなかなか更新できていないのですが、できそうなら書いてみようと思います！ (2016年12月4日 18時) (レス) id: 1a0f8a5632 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - 良かったらですが作ってもらえませんか？良かったらなので無理しないでください、お願いします！ (2016年12月4日 18時) (レス) id: a3222a5280 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - とても楽しかったです！ココ最近に知ったんですが、面白くて徹夜で見ちゃいました(ﾉ∀`)ﾀﾊｰあの、よかったらなんですが、アルコバレーノ編やシモン編も見たいです！あと、ハッピーエンドでみんなが最後まで仲良く暮らせるのも見てみたいです！ (2016年12月4日 18時) (レス) id: a3222a5280 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
