僕の彼女はみんなに愛されすぎてる｡2【月島蛍】

LOVE...60 ページ18

A side





その後、2セット目も烏野が取り、

第一試合は2-0で私たちが勝った。











｢ちょっとトイレ行ってきます！｣


清｢...迷わないでね｣


｢大丈夫ですよ〜(笑)｣











とか言っといて...迷いました。

はい、ごめんなさい方向音痴です。







｢もぉ〜…どこから来たのかも分かんない〜！｣


及｢あっれー？Aちゃん！｣


｢…だ、大王様！｣


及｢その大王様って何なの(笑)
俺の名前は、おいか…あ！そーだ！
｢徹｣って呼んで☆｣


｢と、徹…さん？｣


及｢そうそう！Aちゃん可愛い〜♡
…で？こんなとこで何してんの？｣


｢えっ…あ、あの……
迷子になってしまいまして…｣


及｢え、迷子？｣


｢はい…｣


及｢あははっ、どーやったら
ここで迷子になんかなるの(笑)｣


｢うっ…方向音痴なんです！｣


及｢じゃあ優しい徹さんが、
烏野のところまで連れてってあげるよ｣


｢あ、ありがとうございます！｣








なーんだ、大王様…じゃなくて徹さん、

めちゃくちゃ優しいじゃん。





影山くんたちが｢めっちゃ性格悪い｣って

言ってたから、一体どんな人だろう

と思ってたけど…イケメンで優男じゃん！

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