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「いらっしゃいませ!」


ベルの音と共に入って来た黒い集団。


…誰?


ここは俗に言うキャバクラで、私はそこのホール要員をしている。


本当は接客を勧められたのだが、人手の足りないことを理由にホールで働かせてもらっている。


…それにしても、なんかあの集団見たことあるんだよなぁ。


仕事でだろうか。


「いらっしゃいませ、音駒組の皆様」


先輩である男性ホール要員の言葉を聞き思い出した。


"音駒組"


ここら一帯を管理下とするマフィアグループだ。


前に先輩が言っていた。



『音駒組の人はこの店をご贔屓にしてくれてるんだ。

だからよく来るけど、もし来たら丁寧にな』



…なるほどね。




「お、新人か?」


ふと、声をかけられた。

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ミックスジュース - めちゃめちゃいい作品を有り難う御座います!これからも楽しみにしてます! (2020年11月7日 21時) (レス) id: f935ff1209 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朝夜花 | 作成日時:2020年10月31日 18時

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