Episode５＋転入生という女＋ ページ6
校門が開かれ、入り口には警備員の姿。そして、そんな朝早い警備員の日課は、通学ラッシュ前に来るとある生徒との世間話だった
その生徒、灰色の髪にアイスブルーの冷めた色の瞳を持つが、実は大のお話好き。彼は作詞のインスピレーションをこうして人と対話することで得るのだそう
「おはよう、A君。今日も早いね」
『おはようございます、佐藤さん！今日はおひとりですか？』
「そうなんだよ、何でも……」
『―――え？転校生？
そんな話聞いてないんだけどなぁ。女の子なんですか、普通科の生徒さんってことは……？』
「何度も確認したんだけど、なんだっけ。新設されたプロデュース科の生徒だって言ってたよ」
『プロデュース科……』
聞いたことがないと言わんばかりに顔を顰めた少年は、警備員さんに怪しい女の行方を尋ねた
職員室に向かっていると聞いて、地図は渡したけど……多分迷ってるだろうね、という佐藤の言葉を信じ、少年は駆け出した
「ちょっと、A君！？」
『佐藤さん、放課後！またお話しましょうね！！』
振りかえりながら、大声を上げた少年にやれやれと息つく警備員
気になると止まらない好奇心。悪くはないが、世の中をこんなので乗り越えていけるのかと内心ヒヤヒヤしているのはきっと少年には伝わってはいないのだろう…………
駆け出して行った少年は迷うことなく、校舎２つまり、教室のある建物へと足を運んでいった
迷うならきっと教室と職員室が同じ建物にないという点。そう踏んだ少年は自身の教室に荷物を置く次いでに、いろいろな階を見て回った
少年の目当ての女は運よく、少年の教室のあるフロアにいた
少年は教室に荷物を置いてから、女に声を掛けることにしたようだ
茶色の長くてさらっさらな髪の毛が風に揺れる様子をただただ眺めていた。警備員にもらったであろう地図に真剣に見入っていた女が、ふいに顔を上げた。やっと自分に向けられる視線に気が付いたのだろうか
ヒッ...と喉の奥がきゅっと締まるのを感じ、女は自身の前に手を出し、近づくなというアピールをしだした
もちろん、少年にとってその行動は不快以外の何者でもないが、まずは第一印象……と逸る心を落ち着かせて、柔らかく笑った
『ねえ君、普通科の生徒さん……じゃないんだよね？』
ふいに歪められたその瞳が妖しく輝いた。もっともお日様の光を反射しただけなのだが、それがどうにも色っぽかった
女はそんな瞳に見つめられ、無意識に喉を鳴らした
Episode６＋何それ…なんか文句でもある？＋→←Episode４＋朝だけど＋
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若宮（スイス/シャラルー☆）(プロフ) - Seturoさん» 入力前の状態ですと、デフォルトで『なまえ』という表記になってしまいます。『カタカナで』の欄も同様です。今一度、ご確認の方よろしくお願いいたします。入力してもなお、『なまえ』という表記のままであった場合には、またコメントを頂ければ助かります。 (2022年10月25日 19時) (
レス) id: 6137a49408 (このIDを非表示/違反報告)
若宮（スイス/シャラルー☆）(プロフ) - Seturoさん» こんばんは。コメントありがとうございます。単刀直入にお話しますね。『なまえ』という文字から変わっていないとのことですが、全Episodeの一番下〜評価のすぐ上の『ひらがなで』という欄の入力はお済みでしょうか？ (2022年10月25日 19時) (レス) id: 6137a49408 (このIDを非表示/違反報告)
Seturo - すいません💦多分主人公の名前が入るところが、なまえって文字から変わってないです💦 (2022年10月25日 17時) (レス) @page40 id: c7673ae0d0 (このIDを非表示/違反報告)
乱数(プロフ) - んん……身長は、165~168cmとかがいいんじゃないかなぁ…と思いますね……無理に変えなくていいですよ！？ (2020年12月24日 4時) (レス) id: a4b666bcbc (このIDを非表示/違反報告)
シャラルー☆（スイス）(プロフ) - 乱数さん» コメントありがとうございます。あんスタの中では全体からしたら中間的身長ですし、アンデの中ではちびっこなので……（汗）設定的にはちょっぴり高くできたかな…？程度なんですよね。でもまあ、私的にも170cmは高いのでは？なぁんて思っちゃってます笑 (2020年12月16日 22時) (レス) id: 705dc09b7e (このIDを非表示/違反報告)
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