/ 066 銀時るーと ページ9
貴「ごめんね………神威」
威「あっれー…お侍さんには勝てる自信あったんだけどなぁ」
__お侍さん、Aをよろしくね。俺が真剣に愛した相手なんだから。
そう言ったような気がする。
気づいたらそこに彼の姿はいなかった。
銀「……本当に俺でいいのか?」
どことなく不安げな声色でたずねてくる彼。
ったく…どこのヘタレだ。こいつは。
貴「私はお侍さんと…一緒にその……いたいと思った……からというかその………」
……って、私もヘタレか。
銀「……その、お侍さんってのなしな?」
貴「へっ!?」
銀「銀時、それか銀さんな?」
貴「銀……時……?」
銀「そ。よく言えました」
自身の頬に何かが伝った気がする。
それをぬぐう暇もなく彼はその大きな体で私を抱きしめていて。
ほのかに香る甘いにおい。
銀「ずっとずっと俺自分の思いをおしこらえてて……諦めなきゃって思えば思うほどお前に対する気持ちが増えて……忘れようと何度も何度もしたけど……けどお前が好きって気持ちに嘘はつけなくて……っ」
貴「銀t_
彼の名前を呼ぶ前に
彼は私の唇を奪う。
それは甘くて、温かくて、
彼の髪が自分の顔にかかってくすぐったいのもなぜだか幸せで。
____愛してる、A
____私もだよ、銀時
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湖@清光可愛い!!! - すっごく!面白かったです!神楽ちゃん可愛いですね!汐乃さんの他の作品も応援しますからね! (2017年11月14日 2時) (レス) id: 073b3b6cdc (このIDを非表示/違反報告)
ミルフィーユ - ツバがついた時ツバ飛んでるよって書いてあって・・・・ (2017年6月25日 10時) (レス) id: 1a0e98dbb8 (このIDを非表示/違反報告)
コノハ(プロフ) - 個人的に神楽落ちの百合もみたい(( (2016年5月2日 18時) (レス) id: db4a83e491 (このIDを非表示/違反報告)
いずみん(プロフ) - 今までにない小説ですごいです!!ほんとに迷ってしまいました笑とてもおもしろかったです! (2016年4月1日 21時) (レス) id: d86ab5a06a (このIDを非表示/違反報告)
定治 - うぉぉぉぉ 神楽が可愛すぎる ヤバッ まあ私は勿論神威落ちっす これからも期待してます (2014年10月16日 15時) (レス) id: 15b1742f68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:汐乃 | 作成日時:2013年8月9日 16時