【銀魂】 兄がアホ毛で妹反抗期って…え、実の兄弟じゃない? 知るかそんなもん!!

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神楽side




神「ぎ……んちゃ……っ」




Aと別れた後、私は全速力で万事屋に戻った。

息を切らしながらもあの天然パーマに今までのことを話す。





銀「Aが…また神威と……?」




戻ってくるって言ってたけど、やっぱり私は心配ネ。

でも私が何言っても今のAには…



だから銀ちゃんなら、


銀ちゃんならきっと、









銀「ちょっと出てくるわ、夕飯までには帰ってくっからよ」


神「銀ちゃん…!!!」


銀「勿論、夕飯はAと一緒。だろ?」


神「……そうアル!!」







銀「けどな、神楽」





こっちを見ずに銀ちゃんはどこか寂しそうに呟いた。






銀「Aを俺は連れてくることができねぇかもしれねぇ」


神「な…んで……」


銀「俺ぁAには幸せになってもらいてーんだよ。あいつが…あいつが奴を選んだとしたら…」


神「…わかってるアル」


銀「んじゃ、ひとっぱしり行ってくるわ」





わかってる。

わかってるけど。






神「なんで…こんなに……涙…出てくるネ………」




いつから私はこんな姉大好きっ子になったのだろう。

シスコン姉うざい潰すとか考えてたのが懐かしくなってくる。









神「でも、Aには……笑っててほしいアル……」




これがどんな結果になろうとも、私は笑顔で祝福する。


もしかしたらアホ毛も天パもどっちもなしで私のところにくるかもしれない……なんてことはないか。







幸せになるネ、A。

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