【呪術廻戦】三億の兄様【男主】

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「キミ、勉強はどうしたんだ」


「兄様と同じく休憩時間ですよ」


睨む僕とは裏腹に、弟はニコニコだ


「そう、じゃあ僕は戻るから」


「あっ、兄様！」



僕は彼から走って逃げた

ザッザッと石を踏む自分の足音が聞こえる


鍛えている彼と仕事だけの自分では、走りに関しては天と地の差だろう


「(でも、家に入れば、、)」


彼は休憩時間と言っていたが、どうせサボっている

だから、家に入れば家庭教師に見つかって勉強させられる


結果、僕は弟から解放される！


_________

______________



「...。」


「A様、お茶をお持ちしましたよ」


「お散歩はいかがでしたか？」



弟から解放されたが、女たちから解放されてなかった

部屋に着くと、既に女たちは待機していて僕が久しぶりに味わったのは絶望感


「A様はとても綺麗な肌ですね」


「流石ですわ！」


「(走ったから暑い)」


女たちは構わず僕に触れたり、くっついている

暑い、今日は災難だらけだ


女たちはいつもより多い10人

その分、雑音も多い



_____私が幸なに夜も婚約邪馬ねに負けない


もう何を言ってるのかも聞き取れないな

僕の耳は2つしかないんだ、もう黙ってくれ

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