【呪術廻戦】三億の兄様【男主】

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「(兄様ｯ、、)」


俺は兄様が入院しているという病院へ駆け込んだ

部屋番号を聞いて、部屋へ走る


「兄様っ！！！」


部屋に入ると、担当医と看護師。そして、意外にも五条家現当主が来ていた

ベッドには傷一つなく、だけど虚ろな目をした兄様が、、、


「に、兄様！もう大丈夫なんですか！？」


「...。」


「兄、さま？」


原因は昨日のだろうか、一言も喋らない

でも様子が違う、そう直感で感じた

すると、担当医の人が落ち着いて聞いて下さい、と俺に話しかけてきた


「彼は後ろから車で轢かれましたが、もう一人の方が庇ってくれていた為、命を取り留めました」


「、、、。」



嫌な間があった

そして、担当医がついに喋りだした


「重症だった身体は何故か治りました。ですが、頭を強く打っていたため検査した結果









彼には8歳までの記憶しかありません」


「は？」


俺は唖然として、言葉が出てこない

そんな中で座っていた当主...親父が立ち上がった

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