まあ、普通に考えればそうなるよね。【進撃の巨人】 (ページ3)

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「…待って？？？？？？」

喫茶店を一歩出た瞬間、目の前の風景に体が硬直する。

…いやいや待ってくれ、何ここ、どこここ。
私のいた喫茶店路地裏にあるんだけど。なんでこんな大通りに出るの？人通り多すぎない？？っていうか…

「なんで皆んな外人なの？？？？」

目の前の風景、それはたくさんの露店が立ち並ぶ竹下通り程の大通り。そしてそこに行き交う人の群れ。しかも通行人は全て外国人。ヨーロッパ系の顔立ちの人ばかりで、日本人らしき人は1人もいない。皆不思議そうに私を見て通り過ぎていく。見てんじゃねぇ。焦って振り返ると先ほどまでいた喫茶店は無く、果物の露店に変わっていた。

…ありえない。

夢であることを祈りたいが夢にしては感覚がはっきりしている。

「とりあえず、ここがどこかを確認しないと」

位置確認のため勘に任せて歩いてみる。
それにしても、着物を着ているせいかやけに目立つ。…何よ、見た事くらいあるでしょ。日本人と言えば着物って思ってる人いるでしょ。

しばらく歩くと看板らしきものを発見したが、その内容に目を見張る。何故ならーーーーー

「なんて書いてあんのこれ…」

そう、異国語なのである。

なるほど、信じ難いがとりあえずここは日本ではないらしい。ならばどこの国なのか…しかしこんな言語存在するのだろうか
というのも、看板の文字は文字というより記号といった感じなのだ。少なくとも私はこんな文字見たことがない。
とりあえずスマホの翻訳アプリを開き看板の文字をスキャンしようとしたが、電波も通っていないのか一向に翻訳されない。

「どうしよう…」

途方に暮れていると、背後から誰かに呼びかけられた。ヒッなんですか言葉わからないです。道とかわからないですむしろ私が聞きたいので。なんてことを思いながら振り返ると、そこにいたのはーーーーー

「ほあ？？、？？、？？？」

ーーーーー身長160cmで三十路の人類最強が立っていた