【ドラクエ8】空と海と大地と僧侶と聖堂騎士と

4.これからよろしくね-川沿いの教会・夜- ページ5

すっかり寝ちゃっていた·····。

あたりは真っ暗でみんなも寝ている。
もう熱は下がっており、眠くもない。
少し風に当たろう、と私はそっとドアを開けると月明かりに照らされた銀髪が覗く。

こんな夜更けに出歩いてたら怒られるかな·····とそっと戻ろうとしたがククールに気づかれる。

ククール「もう大丈夫なのか？」
とおでこに手を当てられてまた体温が上がりそう。

A「あの·····ごめんね、もう大丈夫」
心配してくれたのに、咄嗟に謝る言葉が出てきてしまう。
もう体調は良くなったのに不安な顔で見上げると、
「こちらこそ悪かった…。俺の都合で大変な目に合わせてたのに、先を急ぐようなことばかり言ってしまって」

そう言って見下ろすククールは
私の顔を心配そうに見てくれていた。

その言葉が嬉しくて、
夜の静けさの中に立つククールがとても綺麗で、
まだ夢の中に居るんじゃないかと不安になる。

「明日からまたよろしくね！」
とこの幸せが続くように祈りも込めてそう言った。

5.今の願い -願いの丘-→←3.旧修道院跡地では·····-川沿いの教会・夜-

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